おはようございます、今日はホテルの日です。
毎年決まった宿に泊まっています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
保険について、さまざまな角度からお話をしてきました。
なんどもなんども繰り返しますが、保険の本分は保障(補償)です。
なにか困ったことが起こったときに、保険金というまとまったお金が入ってくるのは、たいへん助かります。
自分の環境(給与生活者?自営業者?家族や従業員は?)に応じて、求められる保障を検討し、その分の保険に入る。
そして基本は保障を重視した掛け捨て保険をオススメします。
積立など運用を求める商品は、よほど手元にお金が余っている人以外は、推奨できません。
高齢化や医療技術の進展により、ただでさえ検討すべき生存リスクが増えています。
そのような状況にあって、保険という商品の中に、保障・運用の要素をごちゃまぜにするのは、色々と危険です。
運用を希望するのであれば、NISAやiDeCoなど、便利な手法がどんどん拡充されています。
保険も金融商品ですので、株式や債券、外貨と同様、投資の一環として捉えることが必要です。
必要性を認識しながら、過剰な期待もしない。
そういう「程よい使い方」を知ることが、保険と上手に付き合う一番のコツかもしれません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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