おはようございます、今日はキュートな日です。
キュートやクールという言葉の解釈は、結構人によって異なるよなぁ、と。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
行政が進める地域の企業間連携について、その背景も含めて簡単に触れています。
地域ブランドを形成するに当たり、行政としては地域の民間企業が連携することは、必要不可欠です。
もちろん、民間企業同士でも、それがうまく回る(各企業にそれなりのメリットが生じる)仕組みになれば、
ソレに越したことはありません。
ただ、残念ながらこの手の地域連携については、うまくいかない事例も多々あります。
印象でいうと「総論賛成各論反対」になりがちです。
個別企業からすると、最良なのは「行政や業界団体が盛り上げてくれて、それに乗っかれる」ことです。
しかしながら、ここまで確認したように、地域ブランドを形成するためには、そこで汗水垂らす個別企業が必要です。
そのために求められる苦労(金銭、時間、能力)はかなりのもので、個別企業としては、その負担はしたくないのです。
そんなわけで「盛り上がったら良い」とはいいつつ「ウチはそういうことをやっている暇はない」となりがちです。
場合によっては業界団体が個別企業の足を引っ張ることにもなりかねない、という事例もあります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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