おはようございます、今日はメキシコの独立記念日です。
実に様々な側面をもった国のようです。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
地域ブランドの形成について、行政と企業の関係性について触れています。
企業としては、地域ブランドが形成されれば、自社が販売する商品の販売数や単価が引き上げられる。
行政としては、地域の企業が儲かるようになれば、それだけ活性化につながり、税収増も期待できる。
にも関わらず、地域ブランドを形成するためには、行政が企業をあまりにも露骨に応援はできない。
もしその境界線を踏み越えてしまうと、そこには官民の癒着や不正が起こる可能性が高い。
このような背景を踏まえ、行政は、地域の企業が連携することを強く推奨します。
製造業、建設業をはじめとして、特定分野の企業が集まった業界団体が、それぞれの地域で存在します。
このような業界団体が存在することで、行政としては大手を振って応援をしやすくなります。
私の地元川崎市で考えても、地域の業界団体が実施する会合に顔を出すと、高い確率で市や県の方がいます。
そういう地域の民間企業同士が連携する仕組みがあることで、行政との関係も円滑に進めやすくなるわけです。
ただ、これもこれで課題は存在します。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
ある程度の結果が出てしまった場合が多い(2024/04/27 08:04)
パターン2:社長が事業資金を生活費で使い込んでいた(2024/04/26 08:04)
パターン1:社長が生活費を仕事に注ぎ込んでいた(2024/04/25 08:04)
倒産企業の特徴は大きく二分される(2024/04/24 08:04)
事業経費の節約はできても、生活費の節約は困難(2024/04/23 08:04)
このコラムに類似したコラム
大所高所に立ち、集団として進めるような雰囲気が必要 高橋 昌也 - 税理士(2023/09/18 08:00)
企業間の連携を取るのも結構たいへん 高橋 昌也 - 税理士(2023/09/17 08:00)
行政が個別企業を露骨に応援はできない 高橋 昌也 - 税理士(2023/09/15 08:00)
最終的に目指したいのは地元の商品等が多く、高く売れること 高橋 昌也 - 税理士(2023/09/14 08:00)
行政と地域ブランド構築の難しさ 高橋 昌也 - 税理士(2023/09/13 08:00)