おはようございます、今日は身体検査の日です。
身長が170あったりなかったり、という感じです。
資金繰りについてお話をしています。
キャッシュレス化の進展について、まず記録の側面からその意義を探りました。
次に考えてみたいのは、資金繰りそのものに関する考察です。
キャッシュレス化が進展すると、事業の資金繰りにはどんな影響が出てくるのでしょうか?
これは「支出」と「収入」によって意味合いが真逆になることを理解しておく必要があります。
まず支出についてです。
採用するキャッシュレス決済の方法によって効果が色々と異なってきます。
・現金をチャージするような方法
現金が最初に出ていくわけですから、資金繰り上の影響はあまりなさそうです。
・クレジットカード等に決済が回る方法
現金の流出はなく、あとで請求されますので「支出の先送り効果」があります。
とくに注目なのは後者の方法です。
自社の資金繰りを改善するためにできる一番簡単な方法は「現金支出を遅らせること」です。
従って、現金チャージのような場合を除き、諸々の支払いについてキャッシュレス決済が進むと
「自社の資金繰りは改善する効果が期待できる」
ということを意味します。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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