おはようございます、今日は山田耕筰忌です。
結構キッツイメロディをかくんですよねぇ・・・
資金繰りについてお話をしています。
キャッシュレスの進展について、支出側では事業者に有利な側面が多いことに振れました。
それでは、収入側についても考えてみます。
売上の代金がキャッシュレス決済によって回収されるというのは、どのような意味をもつでしょう?
次のような影響が予想されます。
・現預金の形で回収できるまでに時間がかかる
・利用された方法によっては手数料やシステム利用料等が天引きされる
これまた資金繰りの基礎ですが、自社の資金繰りを好転させるためには
「現預金での回収はなるべく早くしたい」
であるならば、収入についてキャッシュレス決済が増えると、自社には不利な状況が進んできそうです。
さらに、利用するサービスによってはシステムの胴元からサービス利用料まで徴収されてしまいます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
借入について考える 高橋 昌也 - 税理士(2019/01/20 07:00)
顧客利便性の確保は事業者のある程度の犠牲で成り立つ 高橋 昌也 - 税理士(2018/12/30 07:00)
キャッシュレスと資金繰り 高橋 昌也 - 税理士(2018/12/28 07:00)
キャッシュレスについて 高橋 昌也 - 税理士(2018/12/26 07:00)
決済関係 高橋 昌也 - 税理士(2010/08/29 08:59)