- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、IMF(国際通貨基金)は、世界経済の今年の見通しを、
昨年10月より0.2%下方修正し、3.4%としました。
昨年から続く、原油価格の下落に加え、
中国経済が予想を上回る景気減速となっていることから、
世界の貿易高減少、資源価格の下落による新興国経済の低迷
などを想定しているようです。
ちなみに、IMFによる2016年の各国の経済見通しは、
以下のようになっています。
世界全体 3.4%(-0.2%)
米国 2.6%(-0.2%)
ユーロ圏 1.7%( 0.1%)
日本 1.0%( 0.0%)
新興国 4.3%(-0.2%)
中国 6.3%( 0.0%)
ロシア -1.0%(-0.4%)
ブラジル -3.5%(-2.5%)
今年の世界経済のけん引役とみられている米国も、
-0.2%引き下げると共に、ロシアやブラジルは、
マイナスの成長幅が拡大すると予測しています。
逆に、今まで影をひそめていたユーロ圏を、
上方修正しました。
ただ、ユーロ圏は、
シリアやウクライナ問題などを抱えていることもあり、
世界経済をけん引するだけのパワーは、
無いのではないかと考えています。
年明け以降、“マーケットは乱高下”していますが、
「実体経済」も、簡単には行かない2016年となりそうです。
まずは、様々なシナリオを想定して、
“準備”だけはしておきたいものですね。
それでは、今週末も、穏やかな日々をお過ごしください。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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