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「経常黒字 16兆円に!」

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こんにちは!

さて、財務省の2015年国際収支速報によると、

海外との総合的取引状況を表す経常収支が、

前年比6.3倍の16兆6413億円の黒となりました!

 

中でも、海外への証券投資や海外子会社などからの配当金など、

第1次所得収支が20兆7767億円の黒字と、大きく貢献しています。

一方、原油をはじめとするエネルギー価格の下落により、

輸入額が減少したことから、

貿易収支は6434億円の赤字に縮小しました。

 

その他、訪日外国人が1973万人と過去最高となったことを受け、

1962年以来、旅行収支は1兆1217億円の黒字となったほか、

特許の使用料などの知的財産権等使用料も、

2兆4034億円と拡大しました。

 

経常収支の黒字額は、2011年の震災前の水準にほぼ戻りましたが、

その“中身”は大きく変わっています。

 

当時は、輸出による貿易黒字がけん引役でしたが、

現在は、海外からの所得収支、旅行収支、そして知的財産権などで、

黒字額を確保する形となっています。

成熟国家となった日本にとっては、

海外からの所得収入、そして観光立国、知的財産など、

まさに“強み”を活かした

好ましい状況になってきたのではないかと感じています。

 

あとは、この経済成長をしっかりと維持していくとともに、

喫緊の課題である「財政の健全化」です。

“稼ぐ力”は、徐々に良い方向に向かってきましたが、

年々膨れ上がる財政赤字を止めない限り、

日本の将来不安は増幅するばかりです。

あまりにも“バランスの悪い財政の立て直し”が急務です。

 

「成長戦略」と「財政再建」、

避けては通れない日本の生き残る道と言えるでしょう。

 

それでは、この週末も穏やかな日々をお過ごし下さい!

 

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