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柴垣 和哉
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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「世界経済の成長率 3.2%に減速」

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こんにちは!

さて、IMF(国際通貨基金)が、最新の世界経済見通しを発表しました。

それによると、2016年の世界全体の経済見通しは、

前回の1月の予測から0.2%下方修正し、“3.2%”としました。

 

昨年10月時点は3.6%、そして今年1月は3.4%でしたので、

経済の“減速度合”が高まってきているようです。

要因としては、エネルギー価格の低迷などによって、

新興国の景気減速が強まり、

世界的な貿易や投資が鈍化するとしています。

 

主要先進国、新興国の経済予測は、以下のようになっています。

 

      今回   前回との差

世界経済  3.2%    -0.2%

先進国全体 1.9%    -0.2%

米国    2.4%    -0.2%

ユーロ圏  1.5%    -0.2%

日本            0.5%    -0.5%

新興国全体 4.1%      -0.2%

中国    6.5%     0.2%

インド   7.5%     -

ブラジル   -3.8%     -0.3%

ロシア    -1.8%     -0.8%

 

新興国では、ロシア、ブラジルが、

マイナス成長と見込まれています。

また、わが日本については、

先進国の中でも最大の-0.5%下方修正され、

“0.5%”成長となりました。

 

日本政府は、土地や株価の上昇による“資産効果”によって、

消費を拡大したい狙いがあるようですが、

マーケットの価格変動が高まっている昨今、

そう簡単に消費拡大、景気浮揚とはなりません。

逆に、“格差拡大”が大きな問題ともなっています。

 

マーケットに翻弄されるような「うわべの景気浮揚策」ではなく、

日本の人口動態、地政学的優位性、日本の強みなどを考えた上で、

“根本的な課題”に、本腰を入れた取り組みをするしかありません。

 

その意味では、国も、企業も、個人も、

「今、何を成すべきか」を真剣に考える時と言えます。

 

「あなたの“志”は、何ですか?」

 

すべては、そこから。

いつの世も、心に響く言葉です。

 

それでは、今週も世界が平和で、幸せな日々となりますように!

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