荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「落とした現金が戻ってくる!“ニッポン”過去最高!!」
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こんにちは!
さて、2016年に東京都内で、
落とし物として届けられた「現金」が、
約36億7千万円となり、前年比7.3%増加し、
過去最高となったようです!
これまでの最高額は、バブル期の1990年で、
約35億円でした。
その後、リーマン・ショック時には、
約25億円まで落ち込みましたが、
これで7年連続増加を続けています。
気になる36億円の行方ですが、
約27億円が落とし主に無事返還され、
約5億円は、3か月経過後に拾得者に所有権が移りました。
そして、残りの4億円は、
拾った人が所有権を放棄するなどして、
東京都の歳入になったようです。
バブル期に拾得物が増え、
景気悪化時期に減少するという面からすると、
やはり拾得物の増減は、人々のお財布の中身と共に、
景気の影響を受けるようです。
とはいえ、東京都だけで、
約35億円の「現金」が届けられる現実を観ると、
日本の国も、
「まだまだ人を思いやれる人たちがたくさんいる」と、
少しほっとした気持ちになります。
そういえば、私も2年前に、会社の前で、
2万円ほど入ったクリアケースを拾い、
警察に届けたことがありました。
そして、昨年バスの中で、
3万円とクレジットカードが入ったお財布を落としたのですが、
あまり期待をせずに問い合わせをしたところ、
きちんとお財布が届けられていました。
拾った現金を届けることによって、
少しだけ気持ちが温かくなります。
そして、戻ってこないとあきらめていたお金が戻った時には、
大きな感動を受け取ることができました。
何か特別のことをしなくても、日常の出来事の中で、
「人が幸せを感じることができる」
よい例ではないでしょうか。
そして、「恩」は廻ってくるものだと、
強く感じます。
日本中、そして世界中で、
「良い恩」を回していきたいものです。
それでは今週も、穏やかな気持ちで過ごすことができますように!
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