床 無垢材の厚みについて - 新築工事・施工 - 専門家プロファイル

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床 無垢材の厚みについて

住宅・不動産 新築工事・施工 2012/10/08 12:32

自宅の建て替えで工務店と話をしています。
元々は、傷がつきにくい点や色合いの好みから15ミリのナラを考えていましたが、工務店から強く30ミリの杉を勧められています。ナラは輸入品なので、薬剤が使われており、かつ捨てばりに貼る際も、床材に暴れがでないよう厚くボンドを塗るため自然素材としての価値がないというのです。(床の下地材を含め合板はいっさい使用せず、無垢材も全て国産に限ることを売りにしている会社です)。
質問としては、15ミリの外材(足ざわりが針葉樹ほど柔らかくないことを承知で広葉樹が使いたいのです)にはそうしたデメリットが本当にあるのか? 国産材として、比較的硬い床材にはどういったものがあるのか?(節ありの檜はのぞいて、比較的安価なものを希望します)です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

ばんべさん ( 愛知県 / 男性 / 52歳 )

回答:4件

予算と状況を考えて、杉を勧めているのかもしれません。

2012/10/08 14:51 詳細リンク
(4.0)

はじめまして。

栃木県宇都宮市で注文住宅とリフォームの設計施工を行う工務店ヨシダクラフトを経営しています。吉田と申します。

私は、

「輸入品のナラフローリングに、薬剤が使われており、かつ捨てばりに貼る際も、床材に暴れがでないよう厚くボンドを塗るため自然素材としての価値がない。」
という話は聞いたことがないですね。


その工務店がなんらかの理由で、杉のフローリングを貼りたいのではないでしょうか。
工務店にとっては、得意とするフローリング材料とメーカーがあるのは事実です。
いつも使っている材料とメーカーは信頼性が高く、不具合の予想もつきやすいのです。

予算と状況を考えて、杉を勧めているのかもしれません。
工務店と腹を割って話をしたらどうでしょうか?


一般的に言って、値段は杉よりもナラフローリングのほうが高いですし、ナラフローリングは、1枚あたりの幅が狭く、長さも短い為に、フローリングを貼る手間も掛かるのが普通なので、手間賃も高めです。材料も工賃も、杉よりもナラフローリングのほうが値段も高めです。


国産材としては、「ナラフローリング 国産」と入力して検索すると、様々な会社が国産のナラフローリングを造っているようですし、「国産フローリング 広葉樹」と検索すると、桜、ケヤキ、栗等のフローリング等も出てきます。硬い床材は、基本的に高価です。問い合わせてみてはどうでしょうか?

参考までに、当社のフローリングについての考え方です。
http://www.yoshidacraft.net/material-floor.html

宇都宮市
栃木県
工務店
リフォーム
注文住宅

評価・お礼

ばんべさん

2012/10/08 17:38

アドバイスありがとうございました。
この工務店さんは床材以外にも制約が多く、断熱材は絶対にセルロースファイバー、基礎パッキン、合板、外材、ビニールクロスは絶対に使用しないなど、あまり融通がききません。多くは施主の健康等を考えてのことのようですが、大量に仕入れた杉材等を売りたい気持ちも強いようです。ですので、この工務店で施工するためというより、他でお願いする際に、今回のやりとりを参考に出来ないかと思い、質問させていただきました。
教えていただいた方法で国産のナラ材を調べ、値段等も含め、充分一考に値するなと感じました。色々参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。

吉田 武志

2012/10/09 11:08

ご評価頂きましてありがとうございます。

物づくりは、住宅以外も同じだと思いますが、

同じ形、同じ材料で全く同じ物を造った時にしか

「質」は高まりません。

初めての材料、不慣れな材料は、不具合を予想するのも難しいのです。

同じ材料を使い続けることで、癖も分かってきます。

住宅の場合、

敷地と家族と要望が一棟一棟、全て違うので

同じ形にはなりませんが、

材料をなるべく統一して質を高めようと考えている作り手は、

多くなってきていると思います。

そうしないと、間違いや不具合が多くなり、

お客さんにも迷惑をかけるし、生産性も悪くなるからです。

また、材料を同じにすることは、

作り手の作風にも繋がります。

同業者でも、お客さんの評価の高い工務店は、

材料や納まりを統一している工務店、設計事務所です。

しかしその工務店さんは、1箇所1材料ですから

極端かもしれないですね。

回答専門家

吉田 武志
吉田 武志
(栃木県 / 建築家)
有限会社 ヨシダクラフト 代表取締役社長
028-634-9474
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素材にこだわりのある家

2012/10/28 18:33 詳細リンク
(4.0)

ばんべさん、初めまして。

素材にこだわりのある、工務店にご相談されているようですね。
工務店としては、いつも使っている素材を使用する事が、「ラク」である事が実情です。

ナラが不具合のある床材という事では無く、
杉がすばらしいと思っている工務店さんなのでしょう。
(そこが過剰になり、ナラ批判なのだと思います。)

こだわりの強い、強すぎる、工務店や建築家に頼むには、その哲学に
どっぷりはまる場合に頼まれると良いでしょう。

相談しながら、一緒に作り上げて行きたいと思われる方には、
柔軟な建築家をお勧めします。

堅木の床材としては、ナラ、タモ、カリン、イペなど、多種有ります。
質感、感じがそれぞれ異なりますので、実物を見て決められては如何でしょうか?

株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所
http://www007.upp.so-net.ne.jp/spiritual/

工務店
素材
建築

評価・お礼

ばんべさん

2012/10/30 08:01

小木野様、ご回答ありがとうございました。
お礼が遅れて申し訳ありません。

どちらの工務店さん、建築家の方にお願いするかは、本当にとても大事かつ悩ましい問題ですね。

一番よいのは信頼のできる設計事務所の方にお願いして、一緒に作り上げていくことなのでしょうが、資金力の問題もあり、設計施工管理料を別途出すのは難しい状況ですので、工務店さんの中から考えの合いそうなところを地道に探すしかなさそうです。

床板に関しては、近いうちにショールームのある販売店さんにお邪魔して、お話をお伺いすることにしました。

いまのところ、杉、檜、ナラ、カバ、タモなど限られたものしか頭にありませんが、今までに発想のなかった意外な床材が見つかるかもしれないと楽しみにしています。

ちなみにくだんの工務店さんですが、35坪で3100万(本体のみ)、外構、地盤補強等を含め3700万ほどの見積もり提示を受け、自分の資金力との違いに驚いて、その場でお断りしました。

それほど仕様も高くなく、設備も汎用品で、こちらの資金力(本体で2700万程度)と申し上げてあったのですが、まったくため息ものです。

素材にこだわりのある工務店さんというより、自分の儲けに拘りのある工務店さんだったようです。

よいパートナーを見つけるのは本当に難しいですね。

でも、がんばります。ありがとうございました。

回答専門家

小木野 貴光
小木野 貴光
(東京都 / 建築家)
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士 環境デザイナー
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竹中健次

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建築床材料として

2012/10/09 15:12 詳細リンク
(5.0)

20数年前に,杉の足場板を利用した30代の作品が紹介されました。それ以降杉材の木目のキレイ/素材の暖かさ/素材の風合い/地産地消などの理由で使われるようになりました。建材メーカーでも,既製品を販売するようになりました。
日本建築の歴史の中で,杉を床材として使用することはありませんでした。床に使うには、あまりに柔らかく/シロタアカタの色むら/水に弱い/高温多湿の日本では水に弱く水分を含むと割れやすい点などです。
地産地消/写真写りがいい,特に安い点などで設計者/建設会社に多用されているようですが。
建築の素材を理解してる方では,馬鹿にされて当然の材料です。
何か建築材料を理解していない設計者/工務店/大工を見ていると腹が立ちます。
ゆとり教育なのか,基礎を勉強せず耳障りの良さをうのみにする専門家が多いのにはヘキヘキしています。
床材としては,なら無垢材をお勧めします。国産・中国産・その他色々あります。森林で薬剤散布するお話は聞いたことが無いです。あるんでしたら勉強不足ですが?

評価・お礼

ばんべさん

2012/10/10 07:33

非常に明快なご解答ありがとうございました。
私の近所の工務店、設計事務所の方にも、杉を床材として勧められる方は非常に多いです。中国産のなら材でお願いしたい旨を申し上げると、まずは反対され、杉のすばらしさを力説され、それでも意志を通そうとすると、満面に失望を表されます。実際、38ミリのうずくりの杉材で施工されたお宅を拝見すると、まあ、これでもいいかという気もして、自信がなくなっておりました。建築士さんの中には、建てていただく拙宅のことよりも、山の保護のことをより重視されている方もいらっしゃって、それは少々本質を外れていると思いつつも、反論する力もなくて‥。30ミリの杉材を使いますと、捨てばり(下地材)を使われないことも多く、湿気の点でも心配になっていたのです。
以降はどちらで建築をお願いするにせよ、より自信をもって話し合いに臨みたいと思います。どうもありがとうございました。

島崎 義治

島崎 義治
建築家

- good

素材へのこだわりと柔軟性が重要と思います。

2012/10/10 19:23 詳細リンク
(4.0)

ばんべ様

愛知の大学と東京の事務所を往復しつつ設計活動をしています。
少し遅くなってしまったのですが、ばんべ様の評価を拝見して、少しコメントをさせていただきたく思いました。

いろいろと素材にこだわられていて頼もしい限りです。
おそらく、古来より日本人はこのようにこだわりを持って、また同時に柔軟に対応してきたのではないかと思います。

ですので、杉も工夫をして使ってきています。もちろん檜や松の方が耐水性は高いですが、あの「桂離宮」でさえ、雨が吹き込む広縁の床に杉材を使っています。また、私が修復にかかわった重要文化財の宣教師館(明治20年ころに完成)の床はすべて杉材です。宣教師館は靴と椅子の生活ですから、杉材の上にダンツウやカーペットを敷いたことでしょう。うまく使いこなすことも重要です。


しかし、ばんべ様の「床材を硬くしたい」という要望は現代の椅子の生活では当然のことと思います。床に直接お座りになるのであれば、杉や檜の方が居心地がよいかもしれませんが、家具との接触面の耐久性、摩耗性などから杉や檜では難しい面があります。それでも30mmの杉を強要されるのであれば、むしろ多面的な能力や対応力がないと判断するしかありません。

私も広葉樹が好きです。ただ私は、なら材は住宅のような私的な建築には、硬くて、またワイルドな感じがして、個人的には好きではありません。

ぶなやかば、タモ等も考えられますし、少し高いですが山桜もいいと思います。少し節があってもいいとお考えになれれば、コストを抑えることもできます。
国産材にこだわらなければウォールナットやチークなどもいいです。厚みや板幅、産地を工夫して安いものを選べばいいと思います。しかし、どの材料もまったく異なる役割と雰囲気を醸し出しますので、お住まいにあった、イメージを満足させる、全体の住宅のデザインと調和できる床材を選ぶべきです。床は重要です。

どの程度の住まいのグレードを考えられているか、どんなイメージを持っておられるのか、生活スタイルはどうか、、、そういうことを十分に話し合い、それに応える能力のある専門家と向かい合わないと住宅は満足できるものにはならないと思います。


島崎義治/島崎義治建築設計事務所、人間環境大学教授
2012グッドデザイン賞を受賞しました。
http://architect-studio.com
info@ architect-studio.com

デザイン
文化
素材
生活

評価・お礼

ばんべさん

2012/10/11 16:56

ご回答ありがとうございました。
お勧めいただいたタモは、私も一番好きな床材ですが、残念なことに資金的に厳しいものがあり、採用はかないそうにありません。しかし、ブナなど他の樹種にも対象範囲を広げ、専門家のかたちの意見もお聞きして再考したいと思います。近所に無垢のフローリング材を扱っているショップがあるといいのですが、ネットで調べる限り、愛知ではショールームをもっているところは少なそうです‥。
少し話がそれますが、家の建築を勉強していて少々困惑するのは、工務店や設計事務所の方たち、所謂専門家の方たちのご意見が、あまりに様々であることです。実際、正反対のことを言われることも珍しくはありません。しかも一軒の工務店さんであっても、2、3年で大きく意見が変わってしまったりして、ホームページを見ていても驚くことしばしばです。今回の工務店さんも、数年前までは床材で外材のフローリングや竹の床材、断熱材はアイシネン、場合により、ビニールクロスも使っていらっしゃったそうですが、現在は様々な理由からいっさい使われないそうです。以前の施主さんが、工務店の現状をしられたら騙されたような気がするんじゃないでしょうか。‥と、まあ、これは愚痴ですが、とにかく粘り強く勉強して、少しでも希望の住宅を手に入れるようがんばりたいと思います。
ありがとうございました。

島崎 義治

島崎 義治

2012/10/11 22:50

評価ありがとうございました。


専門家の意見がそれぞれ異なるのは、建築という世界が、単純な方程式によって導かれないからです。一つの課題に対してさまざまな道筋が用意されています。それは恣意的なものではなく、多様な条件やそれに対処する対応力や技術力などによって変わるものと思っております。

同じ命を扱う医師にもいろいろな考え方があります。調理師も同じです。腕によって大きく異なりますし、使う食材によっても、目の前の客の舌によっても異なります。もちろん、ふところ具合によっても。

結果だけを尋ねられるから、答えがさまざまなのではないでしょうか。

また、こだわることがいいと申しましても、あまりに狭い視野や偏狭な考え方に陥りますと、一見専門家的なように感じられるかもしれませんが、そのような方向へ行けばいくほど、ちょっとした考え方の違いがとても大きなものに見えてしまうのではないかと思います。

もっと大きな視点で住まいを考える必要もあります。クライアントをバランスよく、あるべき方向へ導く、それが建築家としての役割でもあると考えています。


最後になりますが、ならで収まる工事金額が、何故、タモだと収まらないのか疑問が残ります。また、タモとならは全く異なる表情を持っています。一番いいと思うタモが採用できない時に次の選択肢が何故ならになるのかもわかりません。

どうぞ、イメージを大切にし、ぜひとも望む住宅を手にしてください。ありがとうございました。

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