- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
9月15日(土)13:00より
今月の製菓基礎講座はシューを作ります。
シュークリームはある意味「科学」のお菓子。押さえるところをきちんと押さえれば、必ず思い通りに膨らみます。(実際これまでの授業で、膨らまなかった人は一人もいません。)
一番大きなポイントは澱粉の糊化です。小麦粉のでんぷん質にきちんと火を入れることができれば、必ず膨らみます。
卵の量で膨らみの大きさを調整します。ただし数値で計って入れるわけではないので、見極める必要があります。
そしてきれいなぷっくりしたシューにするには、じつは意外にも非常に重要なのは「絞り」です。押さえるところを押さえているのに、今日はちょっとあんまり美しくない・・・というシューが焼けてしまう日は、(私には)寝不足かあるいは腰が痛い、のどちらか。なかなかに繊細なのです。
中身はフランス的にはバターとカスタードクリームを合わせたムースリンヌですが、おいしいけれど、少々重たいので、これはデモで。みなさんにはカスタードと生クリームのクリームで作っていただきます。シュー皮+クリームの組み合わせは、永遠の定番。割合や生クリームの乳脂肪の%で味わいが変化するので、みんなが和める味にします。
あまり暑くない日であることを願っています。
バリエーションはエクレア。フランス的にすっとまっすぐのびたエクレアを目指します。
中身と上のフォンダンはキャラメルです。メゾン・ド・ショコラで食べた、とろけるようなエクレア・キャラメルがお手本です。
バリエーションとして、パリ・ブレストをご紹介します。
シューをリング状に焼き、中にはプラリネを加えたカスタードクリームを詰めます。プラリネは自家製です。作り立てのプラリネのおいしさも味わってみてください。
9月15日(土)13:00より
シューとバリエーションの講座
7500円
どなた様もどうぞお気軽にご参加ください。(定期講座も単発的にご参加いただけます)お問い合わせはigrek@yukitsukamoto.comまでどうぞ!
このコラムに類似したコラム
シューが膨らむ条件 9月の製菓基礎講座にて 塚本 有紀 - 料理講師(2013/09/29 23:10)
基礎クラス8月のレッスンのお菓子 宮代 眞弓 - 料理講師(2013/08/24 08:48)
ワサブローさんのシャンソンを聞きに京都へ 塚本 有紀 - 料理講師(2013/05/22 19:40)
国産エスカルゴで 2月の料理基礎講座にて 塚本 有紀 - 料理講師(2013/02/17 21:24)
いよいよマロンチューブを吸う!? 塚本 有紀 - 料理講師(2013/02/16 23:29)