- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
誘ってくださる方があり、ワサブローさんのシャンソンを聞きに、京都に行ってきました。
ワサブローさんは京都出身、NHKでも歌われ、もう30年以上もパリを本拠に活躍されているシャンソン歌手です。
ワサブロー
http://www.wasaburo-paris.com/
フランス語のシャンソンに続き、日本語のおもしろい歌が始まります。バスルームに行くと、象がシャワーを浴びていて、『ヌガーをくれ』と言われ、困って旅に出る・・。
ゴエモンという唄のゴエモン goemonとは、ルパンにでてくる五右衛門ではなくて、フランス語で「海藻」。赤いゴエモンがゆらゆらとゆれる姿を大好きな女性にたとえ・・。
歌詞をワサブローさんが京言葉でひどく楽しく解説してくださったのですが、分かっていても、
「ゴエモーン、ゴエモン」
と聞こえてくると、おかしくてたまりません。そして女性をわかめに例えるというフランス人も、日本人的にはちょっと「ふーん、そうなの・・・」とちょっと妙な感じです。
そしてエディット・ピアフの「愛の賛歌」
始めて歌詞の意味を知りました。深く、激しい、愛の歌。
若い時は、この歌がお嫌いだったのだそうです。
先に日本語(といっても京都の言葉)で意味を、たぶん意訳も含めて深く、楽しく、そして切なく解説してくださったあと、ワサブローさんの魂の叫びのような歌声で聞かせてくださいました。
とても楽しく、かつ心震える夜でした。
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