新東商カラコ2級～11～

｢ポストモダン｣です。
モダンデザインを否定し、装飾性や過剰性などを追求したデザインが
｢モダンの後に来るもの｣を意味するポストモダンです。

モダンデザインのミース・ファン・デル・ローエが言った｢Less is more｣に
対し、ロバート・ヴェンチューリは｢Less is bore｣という言葉を残しています。
ここは、ついでなので一緒に覚えておきましょう。

レンゾ・ピアノのポンピドゥー・センターも重要です。
P39の写真にあるように、鮮やかな色のパイプが使われていますが、これらの
パイプの色はフランス工業規格の色彩機能と一致しています。
青は空気調整装置、緑は水道装置、赤はエレベーター装置です。

下火となった後に出てきた脱構築デザインでは、フローニンゲン市立美術館が
あります。
試験時の選択肢で出てきた場合、｢～市立美術館｣という点だけ覚えておいても
有利です。名前を覚えられないときは、この｢市立｣のようなキーワードを
拾っておくという方法も試験対策としては有効でしょう。

あとはフンデルトワッサー・ハウスですが、これは、フンデルトワッサーは
デザインをした人物ではあるものの、設計は別人のペーター・ペリカンで
あるという点に注意が必要です。

また、日本のポストモダン建築家として安藤忠雄の名前くらいは押さえて
おきましょう。

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