- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
Fujiya1935へ行ってきました。
大阪市中央区槍屋町2-4-14
http://fujiya1935.com/about.html
トリュフのクッキーとピスタチオのマシュマロ
緑色の葉っぱはほうれん草から作ったものなのだそうです。かむと中から液体がでてくる「露の滴」
「堀りたてのホワイトアスパラガス」
素揚げにしたアスパラは濃厚なおいしさに満ちています。黒い生地は何で作っているのでしょうか。
おいしい・・。「蛤と碓井えんどう豆のフラン」
ふわっと懐かしいような、記憶の味が蘇ります(といっても、遥かに複雑な洗練された味わいとなって)。ずいぶんと考えた末、
「わかった、アールグレイ!」
底にベルガモットのエッセンスが忍ばせてあるのだそうです。
私が思い出した光景は、パリに着いた直後からしばらく暮らしていた寮の食堂で飲んでいたティーバックのアールグレイでした・・。
魚介と柑橘類はもちろんよく合いますが、まさかベルガモットとは! 素敵です。
「あなご ほうずき 生の黒胡椒」
穴子とほおずき(食用)が合うなんて!
「気泡をたくさん含ませたとうもろこしのパン」
色も大きさもテニスボールのようです。齧ると、「わはは、とうもろこし!」
面白かったです。
「甘ダイ 新玉ねぎ ディルの花」
ふくよかで甘みのある、とてもおいしい甘鯛です。
アイナメとウニとスナップエンドウの手打ちパスタ
ここまでいつも通りフランス料理を食べているのだと錯覚していました。
パスタがでて、そういえば違うのだったと思い直します。
「イベリコ豚 晩春の山菜」
山菜は「こしあぶら」です。イベリコとこしあぶらだなんて、シェフはいったいどうやって思いつかれるのでしょう!
「皮つきの桃のコンポート ルバーブ」
まだまだ6月なのにきちんと桃の風味があります。真空調理でコンポートにしてあるよう。
「ヨモギと春苺」
抹茶に見える濃い緑はヨモギ! びっくりしました。
「木いちごのミニドーナツ ボンボンチョコレート」
ドーナツは口の中で、あわあわっと溶けます。
私は十数年ぶりに志を同じくする友人に会うことができ、心楽しい時間を過ごしました。
明日からまた料理にお菓子に邁進しよう、と思えます。
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