- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
多くの中小企業様の営業支援をしてきて、なぜ、売れないか、それは、ほぼ同じ理由です。
売れそうな(想定の)お客様に知らせること(告知、露出)ができていない、ただそれだけです。
多くの中小企業様は、「今度、こんなことを始めるよ。」「こんな新商品を出すんだよ。」と知り合いに紹介しただけで終っている。
数百件リストアップしても、数十件しただけで、リストに残っていても止めてしまう。
当初、数件売れたら、もう安心してしまう。
もっと最悪なのは、「いいね。」の声を聞いて、安心してしまっているケースが、あまりにも多いのです。
また、ホームページを開設して、待っているだけ(その後、何もしない)というケースも、多く見られます。
中小企業様の名前はもちろん、まだ実績の少ない商品は、待っていても売れるはずがありません。
面倒でも、嫌でも、こちらから積極的に、対象の客先に告知(または、露出)しなければ売れないのは当然のことです。
一日に数件でもいいので、長く継続することしかありません。
奇策はありません。
告知の方法は、ダイレクトメール、チラシ配布、メール送信、電話アプローチ、展示会出展など、色んな手法がありますが、1回だけでは、効果はわずかです。
また、「良い商品」であっても、今、検討するタイミングではない場合もあります。
売れない時代、多種多様なニーズがある時代では、これは、と思えるお客様にも限りがあります。
だから、余程の断り文句がない限り、1回の告知だけであきらめないことが重要です。
前にも述べましたが、継続してフォローできる客先を、300~500件、確保しましょう。
300件出来るまで、新規の見込み先に新規アクション(告知、露出)を続けましょう。
300件確保しても、徐々に、減っていきます。
その分は、補充すること。
だから、継続した告知(露出)が必要です。
売れていないとお悩みの中小企業の経営者様、貴社の問題点は、そこではありませんか。
営業でお悩みの中小企業の経営者様、ご相談はお気軽にどうぞ。
このコラムに類似したコラム
経営者、経営幹部必見 営業で当り前のこと 下村 豊 - 経営コンサルタント(2012/09/04 11:17)
買ってもらうためには、そのお客様に確実に情報を届けること。 下村 豊 - 経営コンサルタント(2013/02/06 21:25)
見込み客を集める方法 下村 豊 - 経営コンサルタント(2013/01/21 17:44)
分析は、反省ではなく次の効果的な策を導くためのもの 下村 豊 - 経営コンサルタント(2013/01/10 19:13)
利益率は、お客様との関係性と比例する。 下村 豊 - 経営コンサルタント(2012/12/24 19:16)