- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
前回、検証で自信を作る重要性を申し上げました。
大手などナショナルブランドなら、コマーシャル、広告という方法もあるでしょう。
しかし、中小企業様が、いくらコマーシャルや広告をしても、なかなか効果を上げるのは難しいのが現実です。
当たり前のことですが、資金面でも限界があります。
それならばと、最近では比較的容易なホームページを充実させて見込み客を取ることを選択される中小企業様が増えました。
中には、成功されているところもありますが、それはそれは努力されいます。
早朝はもちろんのこと、深夜に至るまで、ホームページをマメに更新され、問合せには、真っ先に返信する、など店舗で販売されているところより、対応が良いと言われるまで徹底しています。
店舗や訪問して対面で説明するより大変かもしれません。
どちらにしても、お客様が検索する際に、真っ先にヒットしなければなりません。
例えば、ある検索ワードで検索すると150万件がヒットしたとします。
そんな中で、自社のホームページを選んで頂くには、先頭に近くないと難しいです。
そのために、大手はその専門の部署を設置したり、専門業者に高額な報酬を払っているぐらいです。
多くは、ホームページは作ったけれど、になりかねません。
一方、ホームページは国内のみならず、世界中の客が対象になります。
中小企業様においては、世界中を相手にするのではなく、まず売上規模に応じた市場を絞るべきです。
まずは、ターゲットになる客先に直接、情報を届ける手段を選ぶべきです。
一時期話題になった消費者金融は、駅前や繁華街に立って、相手構わずティッシュを配りまくりました。
ティッシュは、ほとんどの方に無意識に受け取って貰えます。
そして、使い終わるまで手元に置いてもらえます。
そのうちに、お金に苦慮している方の目に留まることを狙っています。
それは、最近ではメルマガ広告という手段に変わっていますが、莫大な経費が必要になります。
従って、中小企業様が取れる手段としては不適当と考えます。
ならば、一件一件、着実にお客様の手元に確実に届くように、地域、対象を絞ることです。
以前、私がいたFA業界なら、プレスとか製造工程とかに絞り、その担当者に直接、提案することです。
それを一定の数をして反応がなければ、内容を再検討するか諦めるべきです。
その意味でも検証が大切です。
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