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加藤幸彦（エス）です。
冬の住まいの悩みといえば、「ガラスの結露」。
この悩ましい結露は、ガラスを断熱仕様にすることにより防ぐことができます。
エスの設計する住宅では、ほぼすべてエコガラス（２重ガラス）を採用していて、一般的な居室においては、ほぼ結露ゼロです。
竣工したお宅に時々訪問することがありますが、「結露がなくなった！」と、よろこびの声を聞かせていただくこともしばしばです。
「空調が効きやすいこと」にも当然効果があるのですが、やはり「結露がない」というのは、ちょっとした驚きみたいです。
でも、僕個人としては、
ガラス結露という風景が、このまま日本から消えてしまうのは少し寂しいような気がします。
たしかに「悪者扱い」されている結露ですが、ついつい「美しい」と感じることもありますよね。
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このコラムの執筆専門家
- 加藤 幸彦
- （東京都 / 建築家）
- 一級建築士事務所エス 代表
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。
建築の価値観が大きく転換しつつある今、社会的価値観とクライアントの個性を同時に重視し、「美しい空間デザイン」がどうあるべきかを常に問いながら設計活動をおこなっています。
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