No.173 “ニッポンのカレー”をそのままに。ココイチの海外戦略 - 海外展開 - 専門家プロファイル

澤田 且成
アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
東京都
ブランドコンサルタント
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No.173 “ニッポンのカレー”をそのままに。ココイチの海外戦略

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ブランディングニュース 『世界で活躍するニッポン・ブランド』

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No.173 “ニッポンのカレー”をそのままに。ココイチの海外戦略
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン      2011.07.04

 ブランディングニュース『世界で活躍するニッポン・ブランド』

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●講師 内藤光一、中山容子、手塚祐基

⇒ http://bit.ly/mQBxVE
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

いよいよ7月。暑さの厳しい季節が到来しました。

今夏は電力供給の問題もあって「節電」がキーワード。
扇風機やうちわ、涼しさを感じられる衣料品が人気。
加えて、汗を出して体温を下げられるカレーも注目されています。

今回のブランディングニュース
『世界で活躍するニッポン・ブランド』では、そんなカレーの
外食業界トップ・CoCo壱番屋(ココイチ)を取り上げます。

カレーライスは、すでに国民食の地位を得ていますが、
辛さや風味などの好みは千差万別。

そんな中で、全国どの街でも、あの黄色い看板が掲げられていれば
味もサービスも同じというココイチは
カレーファンにとって、別格の存在感となっています。

今回は、すでに海外に50店舗を展開するココイチが、
なぜ日本のスタイルを変えずに成功したのか、
どのように現地で受け入れられているのかを探っていきます。

CoCo壱番屋
http://www.ichibanya.co.jp/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
“ニッポンのカレー”をそのままに。ココイチの海外戦略

[2] 編集後記

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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
“ニッポンのカレー”をそのままに。ココイチの海外戦略
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■ 若者トレンドと結びついたアジアのココイチ

「上海のココイチはおしゃれ」―サーチナ総合研究所の調べで
来店した女性客の67%が回答したのが、店の雰囲気の良さでした。

上海市民のうち、すでに3割近くの女性が来店したココイチは
少し高級感が漂う、デートでも使える店として認識されています。

近年でも発展がめざましいアジア各国では、
日本で名を馳せた有名外食チェーンが多数進出。

日本直営での展開、フランチャイズ、現地法人との合弁、
ブランド名のライセンス契約など、運営形態もさまざまですが
多くの企業は失敗を重ねつつも、確実に出店を加速させています。

ココイチは、そうした日本発の外食チェーンの中でも、
成功例として必ず挙げられる企業。

その理由はいくつかありますが、
「あえてファミレス化せず専門店を貫いた」事と
「“ニッポンのカレー”としてそのまま輸出した」事について
考えてみたいと思います。

中国の食習慣を考えたとき、外食ビジネスを成功させる要件として
「メニューの多さ」をよくアドバイスされます。
豊富なメニューを用意していることが、店の格式にもなるのです。

そのため、日本では和食やラーメンで有名な店であっても、
中国ではファミレスのような業態をとる企業が少なくありません。

しかしココイチの場合は、トッピングの組み合わせにより
メニューの種類が無限に広がることもあって、
日本と同じくカレー専門店として出店しました。

また日本では当たり前ですが、客が席につけば
清潔なおしぼりとスプーン、安全な水が出てくるサービスも
変えることなく、中国で実施しました。

もちろん、女性客向けのメニューも用意していますが、
国・地域に関わらず、まったく同じスタイルを維持することで、
日本に憧れをもつ若者の心をキャッチできたといえます。

続きはこちらから

⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/110704

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