おはようございます、6月も気がつけば後半に入っていました。
今年ももうすぐ折り返し地点ですね。
昨日からの続き、危機耐性の観点から小さな会社の経営を考えます。
今日は支店を出すことについて。
支店を出すというのは、想像以上に大変なことです。
人材や商品、サービスの品質管理や資金繰りの煩雑さなど、
自分では手が届かないところに気を回すことが増えるため
社長さん、事業主は目の回るような忙しさを経験することになります。
支店を出したけど上手く行かず、あげく本店まで調子が悪く…
という最悪のパターンもありえます。
おどすようなことばかり書いて申し訳ないのですが、
本当に支店を出すことが自分のやりたい事業なのか?ということは
よくよく考えていただくことを強くオススメします。
やるにしても、手元資金、頼れる人材、自分の使える時間などを
ある程度整えた上でやる必要があります。
消極的かもしれませんが、多店舗展開をすることだけが
事業上の成功ではありません。
本当に考え抜いた上で、それでも支店を出したいのではあれば
その時に初めて動けば良いことです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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