消費税の納付税額の計算方法 - 消費税 - 専門家プロファイル

佐藤 昭一
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東京都
税理士

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消費税の納付税額の計算方法

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消費税 消費税の基礎知識

消費税の納付税額の計算方法は、「お客様からお預かりした消費税」から「自分が経費等の支払の際に負担した消費税」を控除して計算されます。

計算方法としては、まずは「お客様からお預かりした消費税」から計算をします。

お客様からお預かりした消費税を計算するには、まず税込の課税売上高を計算します。

帳簿を作成していれば、その帳簿の売上高の税込金額とほぼ同じになります(非課税の売上や固定資産の売却があった場合は大幅にずれることもあります。)

その税込の課税売上高に100/105をかけます。1.05で割っても同じです。

この税抜の課税売上高のことを「課税標準」といいます。

課税標準は、千円未満が切捨され、それに消費税率をかけたものが、「お客様からお預かりした消費税」になります。

そこから、「自分が経費等の支払の際に負担した消費税」を控除して納付税額が計算されます。

計算式で表すと次のようになります。

預かった消費税-負担した消費税=納付すべき消費税

消費税5%の内訳は、国税である消費税が4%で地方税である地方消費税が1%となっています。

消費税の計算では、まず4%部分の計算をして、納付すべき消費税額を計算し、その金額に25%をかけて地方消費税部分を計算します。

実際に納付する時には、4%部分と1%部分を分けて納税するわけではなく、まとめて税務署へ納付します。

消費税の納付額を表示する科目が「未払消費税等」と「等」が入っているのは、未払消費税(4%)と未払地方消費税(1%)の合計という意味です。

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