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宮下 弘章
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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住宅ローン金利の決まり方を整理

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住宅ローン減税などの政策内容は、
年が明けると内容が変わる制度になっているため、
年末に向けて物件の引渡しが多くなってきます。

金融機関の融資実行は、基本は物件引渡し日になりますから
住宅ローンは年末に差しかかるこの時期の実行金額が多くなります。

ここで、今一度住宅ローンの決まり方について確認しておきましょう。


(1)変動金利
短期プライムレート(短プラ)に連動します。
これは、政策金利(無担保コール翌日物)が指標となります。
政策金利が短プラに影響し、短プラで変動金利が決まります。
現在は、ゼロ金利政策の実施によって低い水準になっています。

(2)固定金利選択型
1年固定~10年固定未満
固定金利10年未満のものは、基本的に変動金利と同じです。
ただし、変動金利に固定期間(特約期間)を設けているので、
それぞれ金利が異なります。
基本的には、固定期間が短ければ金利は低く、長ければ高くなります。

(3)固定金利選択型
10年以上の固定金利

これは、長期プライムレート(長プラ)や10年物国債利回りで決まります。
短プラは、銀行が優良企業に1年以内でお金を貸す場合の金利で、
長プラは、1年超の期間でお金を貸す場合の金利にります。
通常、短プラの金利より、長プラの方が高く推移します。

(4)フラット35
10年物国債の利回りによって決まります。
厳密に言うと、住宅金融支援機構が発行している債券利回りとの
細かい結びつきがあります。

※細かい結びつきはコチラをご参照下さい
「フラット35の金利がバラバラの理由」

今年夏以降、国債利回りが急低下している影響で、
フラット35の金利は、約5年振りの過去最低水準になっています。
なので、今フラット35で組む方は、とてもラッキーですね。
特にフラット35Sが利用できれば、こんなに良い選択はありません。


さて最後になりますが、
上記はどれも申込み時ではなく、融資実行月の金利が適用になります。
金利選びは、将来に向けての返済計画をしっかりたててから
ご自身にどれが一番良いか考えて決めることが重要ですね。

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