- 前野 稔
- MC PLUS 代表
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
住宅ローンの審査項目の一つに、返済負担率があります。
返済負担率は、年間返済額 ÷ 年収 × 100%で算出されます。
年収によって、返済負担率の上限が25% ~ 40%(金融機関によって基準は異なる)
となり、借入金額の限度が決まってきます。
最近では、変動金利の実行金利は1%前後と超低金利になっています。
自分は変動金利で借りる予定だからといって、その変動金利の利率で
返済額を計算して、返済負担率の範囲内であるからといっても
借入できるとは限りません。
なぜなら、ほとんどの金融機関では、返済負担率を計算するときの金利は、
実際の実行金利ではなく金融機関ごとに決めれらた審査用の金利があり、
3%から4%で設定している金融機関がほとんどです。
これは今返済できる人でも、今後金利が上昇しても返済できるかどうかを確認するためです。
現実問題として、収入がそのままで金利が上昇して、返済額が増えると、
返済が苦しくなります。
金融機関のローン担当者に聞けば通常は教えてくれますので、それを確認した上で、
審査対策を考える必要があります。
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