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茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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もう怖くない!?目から鱗の新型インフル対策マニュアル(8)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・つまりインフルエンザウイルスの国内に於ける蔓延を防止するには、一人ひとりの心がけと、地域や職場、学校、病院などに於ける地道な取り組みが必要です。その中で特に優先順位が高い取り組みは、すでに感染している人が周囲に「うつさない」ようにすることです。つまり未だ感染していない人がいくら気をつけていても、感染している人が不用心な行動をとることによって、いとも簡単にウイルスを拡散させてしまうのです。
 
具体的には、感染者はできるだけ人の集まる場所に行かないようにすることが基本です。例えば学校や職場を休むことが必要になります。感染者が人ごみから離れて自宅で静かに過ごすだけで、感染が拡がる可能性がぐっと低くなります。ただ問題は、職場などで休みを取りやすい環境や雰囲気にあるかどうか、休んだ場合の補償や協力体制があるかどうか、といった社会的、心理的な要素にあります。職場などでは日ごろから感染者が出た場合の対応を考えておく必要がありそうです。
 
とはいえ誰しも社会生活を送っている以上、簡単には仕事を休めない、という事情もあるでしょう。また休業したとしても、病院への行き帰りの電車や買い物など、公共の場所に身を置くことも現実には避けられません。そのような場合、どういったマナーが最低限求められるのでしょうか。こういう場面では、周囲の人にできるだけ感染の機会を与えない配慮が必要です。インフルエンザは風邪と同様、咳やくしゃみ、鼻水などに見舞われますが、これに伴ってウイルスも周囲に拡散してしまいます。
 
具体的には、マスクをして口や鼻からのウイルスの拡散を防ぐことが有効です。マスクは効果がないという見方もありますが、それは健康人が感染を予防する効果が乏しい、ということであって、感染者がウイルスを撒き散らさない、という目的では一定の効果があります。外出する際には必ずマスクをすべきです。但しマスクと顔面の間にはすき間を作らずに装着するなど、正しい方法で使用する必要があります。また一度使用したマスクは直ぐにビニール袋に入れるなどして廃棄し、再使用は控えます。
 
次に、マスクをしていない時にやむを得ず咳やくしゃみをする場合には、他人のいる方向から顔をそむける、ハンカチやタオルで口を覆う、もしない時は袖や肘で口を覆う、というマナーを守ることです。よく手のひらで口を覆う人がいますが、手はいろいろなものを触る場所なので、注意を怠ると結果的に周囲にウイルスをばら撒くことになってしまうので注意が必要です。また咳込んだ時にはできるだけ人ごみから離れることが賢明です・・(続く)

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