- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:税務・確定申告
- 近江 清秀
- (税理士)
- 平 仁
- (税理士)
税務大学校が今年も11月に公開講座を開講することになりました。
http://www.nta.go.jp/ntc/koukai/index.htm
11月15日(月)~17日(水)の3日間で、各日
13:45~15:10と15:25~16:50の2講座を行うとのこと。
講座の担当者と講義名は次の通りだ。
15日前半、岩崎政明横浜国立大学教授
「日本の財政状況と税制改革の将来―みんなで支える日本のあり方―」
15日後半、酒井克彦国士舘大学教授「申告納税制度における記帳や
帳簿書類等の保存の意義―青色申告制度と加算税制度が意味するもの―」
16日前半、船見雅志税務大学校教授
「相続税・贈与税の課税の現状―少子高齢化社会と相続時精算課税―」
16日後半、鈴木芳行税務大学校研究調査員「昭和の酒税史(お酒は配給から
自由販売へ)―宮沢賢治「税務署長の冒険」の時代へタイムスリップ―」
17日前半、居波邦泰税務大学校教育官
「最近の税制改正による国際課税制度の変化―外国子会社配当益金
不算入制度導入後におけるタックスヘイブン税制の見直し等―」
17日後半、奥田芳彦税務大学校教授
「社会を支える会社の寄付金―寄付金税制について考える―」
レベル的には鈴木氏(16日後半)、奥田氏(17日後半)の2講座が初級、
岩崎教授(15日前半)、酒井教授(15日後半)、船見氏(16日前半)の
3講座が中級、居波氏(17日前半)の1講座が上級ということだそうです。
11月1日が締切日ですが、満席の場合にはその前に締め切られます。
ご興味のおありの方は、税務大学校HPよりアクセスして下さい。
ちなみに昨年の公開講座では玉国文敏中央大学教授と酒井教授が行い、
その講演録は税大ジャーナル13号に掲載されています。
税大のHPで探してみて下さい。
税務署の活動は、税の徴収の最前線、というイメージが強いですが、
課税の公平を実現するために、様々な啓蒙活動を行っています。
このような公開講座もその一環なのですが、いかんせん税大は遠い。
有楽町線和光市駅か西武池袋線大泉学園駅からバスに揺られて10~15分。
周りにはほとんど何にもないので、国のお金で職員研修をするのには
最適かもしれませんがね…
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