FPと考える企業年金 転職でのポータビリティ - 個人年金・確定拠出年金401K - 専門家プロファイル

新谷 義雄
行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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FPと考える企業年金 転職でのポータビリティ

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企業年金のひとつである「確定拠出年金」は事業主から掛け金が拠出され、加入者個人の口座によって管理されます。拠出した時点で掛け金は雇用主の手を離れ、加入者に移ると言う事ですが、実際に年金として受給できるのは60歳以降となります。

今までの退職金制度で転職の際に退職金が支給されるケースが多く、属社主義と言いましょうか事業主ごとの独立した退職金制度です。退職金制度の歴史は古く、「のれん分け」にまで由来します。確定拠出年金制度は事業主・加入者双方から隔離された外部機関に年金原資を拠出しますので、同じ確定拠出年金制度のある事業主に転職した場合でも前職の年金運用をポータビリティできると言う制度です

 

メリットとしては雇用の流動化している業種の優秀な人材の招致が可能

事業主の退職金給付債務が拠出時で確定

税優遇措置がある

などです。2001年10月以前にも法的に認められた企業年金に「厚生年金基金」「適格退職年金」がありましたがこちらは「確定給付」でした

一部の企業でも独自の確定拠出型の企業年金はありましたが、法的に認められた制度ではなく、税優遇措置や、ポータビリティがありません。

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