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茅野 分
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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体の奥底から蘇る真のアンチエイジングとは!?(5)

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  1. 心と体・医療健康
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(続き)・・それならば、諸悪の根源たる肥満を退治しようとばかりに、急速に痩せようという考えはどうでしょうか。もし急に痩せようとした場合、食事の量を極端に減らしたり激しい運動をしたりと、体に大変な負担をかけることになるため、とても意志が続きません。たいていは厳しいリバウンドが待っており、いわゆる「ヨーヨー・ダイエット」に終わってしまうものです。

仮に急速に痩せることに成功したとしても、食事量の極端な制限によって必要な栄養素が決定的に不足している場合が多く、貧血や自律神経失調、肌荒れ、低体温、さらにはうつ傾向などの深刻な体調不良に見舞われるケースが目立ちます。痩せることには成功しても、健康を害してしまっては元も子もありません。

それではどのくらいのペースで体重を減らすのが、最も現実的で健康的なのでしょうか。元々の体格や年齢、性格などによって異なりますが、目安としては3ヶ月間で「体重の5%」を落とすことが唱えられています。60kgの人ならば3kg、80kgの人でも4kgと、比較的無理のない減少幅です。これくらいのペースならば継続も容易で、リバウンドの危険性も高くありません。

体重管理の方法として、現在の体重から5%分を引いた3ヶ月後の目標体重をグラフに記入し、現在の体重との間に直線を引きます。その上で日々の体重を記録していき、体重がその直線に沿って順調に減少しているかどうか確認しながら減量に取り組むのです。途中でその直線から上下に大きく外れた場合には、減量の方法に間違いがないかどうかを点検する必要があります。

実際の食生活に於いては「腹八分」もしくは「腹七分」を目安に、とにかく食べ過ぎないことが基本となります。ただ余りに厳しい制限はストレスを招いて長続きしない原因となりますので、時々はたっぷりとご馳走を食べる機会を設けるなどして、継続できる方法を自分なりに考えましょう。仮に本日食べ過ぎたとしても、明日以降の食事量でバランスをとるといった柔軟性も大切です。

具体的な栄養素に関していうと、摂り過ぎた場合に肥満につながりやすい栄養素は砂糖や炭水化物などの糖質、それに脂質類です。単純な話、これらを摂り過ぎると太りやすくなります。但し糖質や脂質はエネルギー源となるため減らすにも限度があります。そこで糖質や脂質の「質」を工夫する必要があります・・(続く)

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