インテリアから考える大切さ「50年間は室内」 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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インテリアから考える大切さ「50年間は室内」

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住まいづくりの発想 内側から考える住まいづくり
私達が暮らす環境を考えたとき、室内あるいは建物内にいる時間はどのくらいなのか? 家で過ごす時間を改めて考えてみます。 たとえば平日のパターン、睡眠時間が6時間+起床して2時間+帰宅して4時間、これで12時間になり1日の半分は家で過ごす時間になります。 家庭の主婦や休日などはもっと多い時間になると思います。 仕事で会社へ行き、外出するとしても4時間程度は社内にいるかもしれません。 家での12時間+仕事場での4時間で16時間。

人により差はありますが、たぶん平均すると、私達は1日のなかで16時間程度は室内あるいは建物内にいるのです。 これは1日のうち65%程度の時間になります。 そして人生におきかえれば、80歳でなんと52年間は室内または建物内で過ごすことに値するのです。 

環境問題の専門家で武蔵工業大学の守屋昌則教授の「環境は入れ子である」というお話の中では、人生のなかで60年以上を人は建物内で過ごすというデータを示されているのですが、室内環境が時間的にも、私たちの暮らしの中でとても大きな影響をあたえることを痛感させられる話です。

人生の大半を過ごすことになる家の室内。 住まいは、断熱、換気、採光など温熱環境を整えると同時に、暮らしの中で手に触れ雰囲気を感じる素材や色、快適に暮らすための家具・家電や照明などを細かく計画することで、健康であり安全な空間、暮らすことが魅力的な空間になるのです。 

住まいの計画は「インテリアから考える」ことが大切です。

(写真:新プロジェクトの大宮ウェリスレジデンス 住居デザイン)


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