【単独コラムその2】家の中の安全性について - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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【単独コラムその2】家の中の安全性について

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豊かさの感性を高める知恵
前回単独コラムで、「学級委員の無い学校」という話をしました。多分、多くの人が「それは行き過ぎなんじゃない?」と思われたのでは無いでしょうか?というのも、差別化を無くすために取り組んでいるとしたら、子供の才能や独自性というもの同時に喪失してしまう可能性もあるからです。また、実際社会に出た時に、ギャップが有りすぎて、逆に適合出来ない可能性も出てくるでしょう。

どちらかというと、その方が気がかりです。
子供は将来社会に出て行きます。その時にあまりにも過保護な環境は、逆に子供を苦しめる可能性もあるということを知っておきたいところですね。

ところで、これは住環境にも当てはまるということを今回はお話ししたいと思います。
「家の中を危なくなく、安全な場所にしたい」・・・これは小さなお子様のいるお母さんの声です。

もちろん、これまでニュースなどで子供の転落死などの事故が報道された事もありますので、家の中が安全でありたいという気持ちはとてもよくわかります。

ただ、これも学級員の話と同じで、家の中である程度、家の中でどういう場所が危険なのか?ということを肌身で知っていく事は大切だと個人的には考えています。例えば「50cmぐらいからジャンプする」ことを考えてみましょう。小さい子供だと、50cmからジャンプして降りると、その勢いでおでこまでぶつける可能性もあります。そうすると「この高さから降りると頭をぶつける」というのを肌身で体感します。

家の中は床が木であったり、絨毯であったりと比較的安全性は高いです。
しかし、それが外だったらどうでしょうか?

下がコンクリートだったり、アスファルトだったり、とんがった石ころがたくさん転がっているところかもしれません。そういうところでいきなり、ジャンプして降りる危険性を考えると、家の中で小さくチャレンジする場所造りも必要だと思っています。

子供にとって、家とは社会に出るために色々と経験する場所でもありますので、そういう観点でも家を捉える事は大切でしょう。

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