学校に行く意義について欧米では「知識を身につける」に対して日本は「友情を育む」が最も多かったという事です。
内閣府は「知識を身につける意義を低く見ると社会に出た時に現実とのギャップを感じる事に繋がるのでは?」と懸念しています。
あなたはこれに対してどう思いますか?
確かに、懸念する事はあると思いますが、家造りをしている私の立場から見ると「家庭で子供にとって適正なバランスを話し合う事」が重要だと感じています。
というのも、欧米は完全な個人主義化が進んでいますが、日本では、ベースに人との繋がりを保ったコミュニティの上に成り立っているので、個人主義化がある程度進んだからと行って、知識ベースだけでは日本人の良さは出にくいでしょう。経済不況のなか、日本企業が欧米に較べて耐えているのは、日本人のその部分がいきているからだと個人的には思います。知識と友情のバランスはとても大切でしょう。
良かったらこれを1つのきっかけに、家族で話しあってみましょう。
八納啓造
このコラムの執筆専門家

- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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