株価の急落。あなたはどうする？

新年早々、日本経済のものさしの一つである日経平均は6日連続で下落しました。

新年になり、非課税投資制度のNISAも新しい投資枠が使えるようになりました。早速投資をしようとされている方にとっては出鼻をくじかれるような思いではないでしょうか。

我が家では、

　「日経平均が３年連続で上がるのはおかしい。」

ということから、ここ2年は少しずつ証券総合口座や外貨建てMMFといった値動きの小さいものにお金を移していました。持っているお金の2割ぐらいです。値上がり益よりもお金を守る方が大事という考え方からです。

　それでも、株式には全体の7割強を投資しています。ファイナンシャルプランナーとして、実体験に基づいて、株式などのリスク資産とのつきあい方をお客様に伝えていきたいという思いからです。　

そのように準備をしていたところで、

このたびの株価の急落がやってきました。

「とうとう来たか」といった感じです。準備をしていても、痛みは免れません。

淡々と、「あと1割下がったら何を買うか」といったことを考えていました。株価はさらに下がる可能性がありますが、そうだとしたら買い時であると考えて時間を分けて少しずつ買っていきます。　

ところで、28日の日経平均株価採用銘柄の正味価値は、

14,690円となります。

（計算式：17,041円45銭÷株価純資産倍率（PBR）1.16（倍））

正味価値は、会社のブランド価値を考えない換金価値です。

正味価値は外国の通貨の価値等で変化しますが、株価がどこまで下がるかを見極めるものさしとなります。皆さんも、株価純資産倍率（PBR）を覚えておきましょう。　

弊社では、

時間分散や投資先の分散によって、お金をじっくりふやすことを常にお客様にお話しています。

一時的に大儲けするよりも、長期間の運用で大きくふやすことを大事にしているからです。お金のふやし方で悩まれている方、NISAで損失を出された方、上津原にご相談ください。