私は車いす使用をされる小さなお子さんがいらっしゃる家作りにおいて以下のポイントに注意しています
1.車いすで室内を元気に遊びまわれるよう、壁の下地素材やコーナーの保護材を設置する
2.車いす使用年数が長いことを考慮し、フローリングは張替えや補修ができる方法にする
3.幼少期・思春期・青年期などプライベート空間が必要になる時期を踏まえ、レイアウト変更ができる間仕切りを採用する
4.災害時の避難ルートを取り入れる(詳しくは次回コラムにて)
など他にも障害の種類・性別・ご家族構成など個々にあわせた設計をしております。
機能優先とデザイン優先は相反するときがありますが、クライアントの希望に沿うことと専門知識を活かすことが暮らしやすい家づくりにつながると考えます。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
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