- 森本 直人
- 森本FP事務所 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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050-3786-4308
対象:家計・ライフプラン
森本FP事務所では、資産運用相談に限らず、
総合的なライフプラン相談をお受けしています。
逆に、資産運用相談を単体でお受けすることは
あまりなく、あくまで、ライフプランニングの一環として、
資産運用を捉えていただくようご案内しています。
ライフプラン相談の中でも、比較的ご相談を受けることが多いのが、
住宅ローン相談です。
住宅ローンは、人生にインパクトを与えるほどのお金が動くという意味では
資産運用と同じかそれ以上に重要な項目かもしれません。
ちなみに、最近は、住宅ローンの金利がかなり低いです。
住宅金融支援機構フラット35、2015年12月の実行金利は、
1.55%~(融資比率9割以下の場合)という水準です。
35年固定で1.55%ですので、仮に、10年後あたりに、
定期預金等で税引後2%超の運用が出来る時代がくれば、
長期固定金利のローンがあることが、むしろメリットになります。
例えば、年1.55%で借りて、年2%の運用を出来るとすると、
住宅ローンを使って、その利ザヤ、年0.45%を稼げる計算です。
(注:ここでは話を単純化するため、団信、借入時コスト等を考慮しません)
運用の利率が、借入の利率を上回る状態になれば、
あえて、繰上げ返済をあせる必要もありません。
無から有を生み出せる状態になる、と言えば分かり易いでしょうか。
ここが長期固定金利のすごいところです。
しかも、当初10年間は、条件を満たせば、
年末残高の1%の住宅ローン減税を受けられます。
ところで、なぜ今こんなに金利が低いのかです。
それは、日銀の金融政策によるところが大きいです。
今は長期の国債も日銀が大規模に買い入れていますので、
金利は上がりようのない状態です。
政府としても、住宅購入は大きなお金が動き、景気対策になるので、
このまま今の政策を推し進める可能性が高いです。
なにしろ、国民が選挙の際に重視する項目の第一が、景気対策ですので。
ただし、個人的にはいつまでも超低金利が続くとは思いません。
日銀による国債の大規模買入れは、永久に続けられるはずがないからです。
変動金利で大きな住宅ローンを組んでいる方は特に注意した方が
よいと思っています。
もちろん、将来のことは、正確にすべてを予測することはできませんが、
公表されている事実や信頼性の高い情報もあります。
それらを集めて、きちんと理解して、分析することが大切と思います。
ファイナンシャルプランニングは、
世間一般では、「金融・保険商品を売るためのこじつけ的な何か?」
という認識レベルですが、本質は決してそうではありません。
生活に必要な知識や考え方です。
来年に向け、少し時間を取って、あなたのファイナンシャルプランニングを
実施してみてはいかがでしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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