前期の生保各社の決算が出そろったようですが、今回の特徴はなんといっても第一生命が保険料収入で戦後初めて日本生命を抜いたことにあります。
生保業界にとっては日本生命はガリバーのような存在で大手の中でも一目置かれていました。
業界自体は決して成長産業ではないので、急激に大きくなることはないのですが、M&Aなどの戦略で補完していくことになるでしょう。
基礎利益の段階では、まだ日本生命が他社を圧倒していますので、保険料収入の拡大とともに、運用力やコスト削減が各社課題になってくるのではないでしょうか。
相続税の増税と合わせて、保険を利用する機会が増えていますので、今後も注目されるでしょう。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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