今年から相続税の増税となり、さらに高齢化に伴い相続対策に従来以上に関心が高まっています。
特に経営者の場合、誰を後継者とするかは非常に重要な問題です。
不動産同様、子供たちに均等に株式を割り当てようとするケースをよく見ます。
一見すると平等で望ましいようですが、その後の経営に大きなマイナス影響を及ぼすこと必死です。
原則は後継候補に株式は集中させ、経営をやりやすくさせるのが定石です。
また、どうしても複数の後継者がいて決められない という場合は、会社分割等で事業をわけ、それぞれの会社を分担させるのが好ましいでしょう。
株式が分散してしまっているのなら、金庫株として買い集めたり、持ち株会で保有させたり、できるだけ早めに対策を取るべきです。
不動産同様、会社の株式も共有にしないというのが無難です。
このコラムの執筆専門家

- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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