- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
2月第一週のマーケットは、欧州の回復と南欧問題、ウクライナと自称イスラム国、OPECとシェール石油、資源国と旧BRICSの減退等々多々な不確定要素があり、株価・債券の騰落の振幅は大きなまま推移しています。
その中で、日本も新興市場、小型株市場、大企業の多い東証第一部企業との伸長率に大きな差が出ています。
下図は過去一年のTOPIX(黄色)、ジャスダック指数(紫色)とマザーズ指数(ブルー)の騰落推移です。TOPIXは10月末から、急騰し12月初め以降は横這いですが、12月初旬から、マザーズが下落傾向が顕著で、騰落率ではTOPIXに10ポイント以上離れてきました。その間ジャスダック指数は低位横ばいの状況です。グラフからは一部上場企業の堅調さが確認できます。
2月第一週、オールカントリー株価指数は2.48%と上昇しました。先進国のワールドインデックスは2.56%、エマージング指数も1.76%上昇しました。
地域では、欧州のSTOXX600指数が1.71%上昇、アジア・太平洋指数は小幅な0.63%の上昇、中東・アフリカのブルンバークGCC200指数は3.33%と大きく上昇しています。
米国の株価の回復を得てシカゴのVIX(恐怖)指数は20.97㌽から17.29㌽に低下しました。
日本の株価は、週間では小幅な動きになり、日経225平均は-0.15%の下落、TOPIXは0.15%の上昇です。ジャスダック指数は-0.54%、マザーズは-1.17%下落しています。
東証リート指数は0.13%と小幅な上昇です。
★主要株価指数週間騰落率
先進国株価指数は、多くの国で株価が上昇しています。上昇1位はオーストラリアのASXで4.02%の上昇、2位はNYダウで3.84%、3位はオーストリアのATXの3.82%、4位は
ノルウェーのOSE全株価指数で3.72%の上昇でした。
下落1位はデンマークのコペンハーゲン指数で-1.38%の下落、2位は日本のマザーズ指数で-1.17%の下落、3位はNYSE総合指数の-0.45%続落です。
トップ同士の差は、5.40ポイントと小幅でした。
新興国、フロンティア諸国の株価の騰落は前週まで大きく下げていた国々の反発で、大きな動きになりました。
上昇1位はロシアのRTSIで12.04%の急騰、2位はギリシャのアテネ総合指数で11.28%の急騰、3位はアルゼンチンのメルバル指数で6.10%の上昇でした。
一方、下落したのは、トルコのイスタンブール100指数で-4.45%、2位は上海総合指数で-4.19%、3位はインドのムンバイSENSEX指数の-1.59%です。
トップ同士の差は16.49㌽と大きな差になっています。
★10年国債利回り(長期金利)
今週は米国の株価、欧州の株価の回復を得て、国債利回りは上昇(価格は下落)しています。
★商品先物価格及び商品指数
3原油ともに価格が1バーレル50ドルを超えNY原油は7.15%上昇しています。貴金属は金が-3.49%の低下、銀、プラチナも値を下げています。銅を始めとする非鉄金属は上昇、穀物もトウモロコシ等3商品は値上がりしています。
CRB指数は2.75%上昇しています。
文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
このコラムに類似したコラム
トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く? 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/11/27 17:48)
トランプ氏勝利後のマーケットの状況 11月第2週 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/11/20 13:59)
2016年10月第2週の株価指数全体的に反落しました 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/10/17 17:00)
9月第四週のマーケット 株価指数・使用品価格大幅に反発しています 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/09/25 11:15)
8月第4週のマーケット情報 日本株は続落 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/08/28 11:11)