- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
「知恵の木」流、日経ヴェリタス最新金融情報徹底解読
● 世界景気に連動 分かりやすい豪ドル ●
-2011年9月4日日経ヴェリタスp59より伊藤誠の特選記事-
■豪=「高金利の資源国」投資家には魅力的
【世界4大通貨 のドル・ユーロ・円・イギリスポンド。
世界全体の為替売買シェアが3.8%と5番目に大きいのが
オーストラリアドル(豪ドル)です。
オーストラリア(豪)は国債の挌付けが最上位のトリプルAです。
欧州の一部国や米国・日本の国債が相次いで格下げされるなか、
高い信用力を保っています。
その割には金利水準が政策金利でみて4.75%と、
先進国の中ではかなり高いのが目を引きます。
農畜産物やエネルギー、金属鉱物など
多様な資源の輸出大国でもあります。
投資家にとって、「高金利の資源国通貨」
というのは魅力的に感じられるようです。】
(以上ヴェリタス誌より抜粋)
■豪ドルはUSドルに次ぐ2位の人気
日本とほとんど時差がなく、
現地情報と接しながら売買できる利点もあるため、
日本のFX取引きの売買量や投資信託の残高では
豪ドルはUSドルに次ぐ2位の人気を誇っています。
豪ドル相場の特徴として
○資源国通貨として資源価格に連動しやすい
○高金利国通貨として国内金利の動きに敏感に反応する
○4大通貨に準じる通貨としてグローバルな投資家心理に左右されやすい
○世界総合株価指数ときれいに連動している
などがあげられます。
豪ドル預金や豪ドル投資信託、豪ドル債券に投資をしている
日本人は多いのではないでしょうか。
私も豪ドル関係には投資をしています。
■マネーはどこへ向かう?!
みなさんご存じのとおり、
世界では米国と欧州という2大経済圏がズッコケている状況で、
通貨は安全通貨とされるスイスフランと円に向かい、
超円高になっています。
また、高金利で経済の成長性が期待できるブラジルやオーストラリアにも
世界的にお金が向かっています。
問題はこの先どう読むか。
今回はオーストラリアにスポットを当てていますので、
こちらを切り口に考えると:
石油が今後値上がりする 現在1バレル約85$
オーストラリアの金利が上がる 現在政策金利4.75%
世界総合株価指数(世界経済)は上昇する
以上3点が豪ドルの価値が上がるパターンです。(円安・豪ドル高)
そして、このパターンが豪ドル投資で
利益が上がるパターンでもあります。(逆の場合は損)
みなさんはどう読みますか。本日9月5日の1豪ドルは81円代です。
90円に向かうのでしょうか(円安・豪ドル高)?
70円に向かうのでしょうか(円高・豪ドル安)?
私は、90円に向かう円安・豪ドル高を望んでいます。
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