- Noriko
- YURUKUウォーク 代表取締役
- 大阪府
- 姿勢・歩き方コンサルタント
体に負荷をかけずに立ち力を抜いて歩く
そんな表現をよくしていますが
ただただ だら~んとするわけではありません。
みなさんはだら~んと力を抜いた姿勢ってどんな姿勢をイメージされます?
頭が前に垂れ背中を丸めているいわゆる猫背の姿勢ではありませんか?
なぜだら~んと力を抜くとこの姿勢になるのかおわかりですか?
筋肉には屈筋と伸筋とがあるのですが
頭が前に垂れた状態で言うと首の前にある広頸筋(こうけいきん)などの屈筋が首の後ろにある僧帽筋などの伸筋を引っ張っています。
背中を丸めた状態で言うと胸にある大胸筋などの屈筋が背中にある僧帽筋などの伸筋を引っ張っています。
屈筋がぐいーっと体が閉じる方向へ引っ張っているのです。
そんなに頑張っている屈筋なのですが痛みを感じにくいため
なんとなくその状態が楽なような気がするだけ。
ところがしばらくその姿勢を続けていると辛くなってきませんか?
首の後ろや肩や背中が。
そうです。屈筋とは異なり伸筋は弱い筋肉なので痛みなどを感じやすいからです。
結局その、だら~んと力を抜いたかのような姿勢をとり続けることは
屈筋を縮めたまま伸筋を伸ばしたままでいるということなのです。
どちらも負荷をかけている状態です。
どんどんどんどん筋肉は固くなっていきます。
そうなるとさらに屈筋は強力に体を閉じる方向へ引っ張り
伸筋はカチカチに凝って痛みが強くなるというわけです。
肩こり首こり腰痛
ぜんぶこの状態。
それなのに
胸を張るなど筋肉に負荷をかけて立ったり
力を込めて筋肉に負荷をかけて歩くこうとしてしまう人が多い‥。
屈筋も伸筋もガチガチなのに‥。
形だけをとりあえず良くするだけでは楽な体は手に入りません。
私がなぜ筋肉をゆるめ負荷をかけずに立ち力を込めずに歩くウォーキング法を行っているかというと
楽な体を手に入れるため。いくつになっても自分の足で歩くため。
自分で動けることで幸せになるのは自分だけではないと思うのです。
私は50歳間近です。子供も大きくなり巣立つ準備段階。
だから余計にそんなことも考えるのです^ ^
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このコラムの執筆専門家
- Noriko
- (大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
- YURUKUウォーク 代表取締役
人生100年時代の歩き方を提唱する専門家
不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。
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