- 松岡 利恵子
- アールオンワード 代表
- 研修講師
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
アールオンワード代表の松岡利恵子です。
一流ホテルで培った接遇・コミュニケーションスキルと、
長年の司会経験を生かしたプレゼンテーション術・話し方をお伝えしております。
仕事柄たくさんの方のスピーチを聞いてきましたが、スピーチ上手には共通点があります。
いくつかのポイントの一つには
「あえて空気を読まない」ことです。
スピーチでもプレゼンでもレクチャーでも商談でも…
人に何か伝える時は空気を読むってとても大事!
でもあえて「空気を読まない」ことが必要なシ-ンもあります。
あえて「空気を読まない」とはどういうことなのか!
空気を読むことは大切と皆さま認識なさっていると思いますが
日本人気質でどうしても周りの反応に合わせたり
照れ笑いをしたりする方が多いです。
大切なことを伝えるとき
特に自分の信念や一番伝えたいことは
周りに流されずに自分の伝えたいことを表情でも援護することが大切です!
以前担当したご披露宴での新郎主賓のスピーチ。
主賓の方が
「奥様は料理上手とのことですね、何が一番おいしかった?」
と新郎に尋ねたところ
「たまごやき」
その答えに会場が笑いに包まれました。
「なんだたまごやきか」的な笑いです。
その時主賓の方は
「さすがですね!たまごやきは料理の中でも一番難しいそうですからね!」
とおっしゃいました。
するとまた笑いが。
ですがここで新郎主賓はニコリとせず真剣な顔で
「本当にシンプルな料理が一番難しいそうなんですよ」
その真剣な顔に皆が巻き込まれ
「なるほど、その通りだな」
とグッと惹きつけるスピーチに変わりました。
笑いが起こったとき、同じように笑顔になる方多いです。
たとえ反論の時でも、日本人の気質上、その場の雰囲気に合わせようとしてしまうことがあります。
でもそれが言葉の真実味をなくすことが多々あります!
自分の一番伝えたいことは
空気を読まず感情を表情でも伝える!
そのことで「聞き手」は
・話し手の熱意
・「そう言われたらそうかも!」という発見
を感じます!
この2つを感じると
聞き手は何を言うかもっと聞きたい!
となりますよ。
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株式会社Active Solutions教育コンサルティング事業部
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