日経平均下値の目処は? - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

三島木 英雄
株式会社FPリサーチパートナーズ 代表取締役
神奈川県
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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日経平均下値の目処は?

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アベノミクス相場で利益を一番得ている所は・・・

今現状では証券会社などの金融機関で自己ポジションを取れる

所ではないでしょうか。


この数日の日経の相場は結構荒れています。

直近1年の日経225チャート

 




約1年前の9,500円程度から

日銀黒田総裁就任前までに「期待感」から約25%上昇

その後、3月20日に黒田総裁が就任してから

更に20%上昇しました。



概ね何をもっていても儲かった相場です。


大きなポイントはチャート下の出来高です。

どれだけの売買があったか?という事ですが

年明け以降急増しています。


大きく外資の資金が流入しているのは確かですが

その流入のお蔭で、一日の価格変動が大きくなりました。
(高ボラティリィティ状態)


一日の価格変動があると、主に短期筋が介入します。

一日に何度も売買を繰り返すことで利益を得るチャンスが格段に増えますから。

ただ、この状態になると正直相場が矛盾を開始します。



とにかく「値を動かす」相場になってしまいます。



実際に信用取引の「回転率」

を見てみると日経225で「1.9日」

要は、1日ないし2日での売買が繰り返されている状態です。


概ね回転率が5日を切ると、投機取引ゾーンに入っていると

考えます。(東京電力でも3.6日)


いまや日経平均は難しい相場です。


一つの目安として、黒田総裁就任の株価が参考値になるかも

しれません。

ちなみに3月21日の終値は12,635円


その付近で持ち直すことがあることも一つの仮説として

考える事が出来ますがとにかく難しい相場である認識が必要です。

少なくとも今一番潤っているのは上昇相場でも下落相場でも

売買高が多く手数料収入、売買益が稼げる証券会社系ではないでしょうか。

 

 

※投資にはリスクが伴います。投資商品の選定などは慎重に行い、最終的に

自己の責任で取引を行うこととなります。本コラムは相場の感想を述べたものであり

相場を保障するものではありません。

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