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吉野家の売上前年比15%増、客数3割増から何が分かる?

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吉野家の業績が急回復している。


ついこの前まで、赤字を発表していた会社が、だ。


しかも、円安の恩恵に与っている輸出企業ではない。


売上前年比15%増、客数は前年比3割増えたとのこと。


以前ブログで予想したとおりの結果だ。


一方、すき家は21ヶ月連続売上減、松屋は14ヶ月連続の売上減少だった。


内訳は、すき家で、客単価がほぼ横ばいに対し、客数が8.6%の減少。


松屋は、客単価は4%増えたのに対し、客数が11.6%も減った。


3社とも牛丼並盛280円で同じ価格である。


同じ価格なら、吉野家のほうが「お得感」がある、という結果と考えられるのではないか。


新聞の論評を読むと、380円から280円に値引きした効果とあるが、同じ価格である。


それならば、長くは続かないだろう。


また、すき家や松屋の減少は、一時的な現象と考えることができるが、果たしてそうだろうか。


私の独断と偏見だが、同じ価格ならば、牛丼に関しては吉野家に一日の長があると評価された結果ではないか。


そう考えるならば、吉野家は、牛丼に特化して、さらに現代のお客の求める味を追及するべきだ。


他が真似をできない味、これは、大きな強みである。


同じ材料を使っても、いや、それ以上の原価を掛けた材料を使っても、真似ができないもの。


それは、形があるものとは限らないが、そんな夢のようなもの、一長一短にできるものではない。


それが、長い月日で培ったものならば、なおさらだ。


実は多くの企業(大手に限らず、中小・零細企業においても)が、こういった強みを持っているのだ。


ただ、気付いていない(なかなか自社を客観的に見るのは難しいが)だけ。


逆に言えば、こういった強みがない企業は淘汰されると思ったほうがいい。


自社の強みが分からないという経営者様、一度、お問合せ下さい。





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(経営コンサルタント)
株式会社CSプランナー 代表取締役

キキダスことで平凡な営業がトップセールスに変わります。

学生時代、成績劣等生が、できない悔しさを知っています。誰のができる面白く営業するを実践し、25年間、業績の前年割れを経験したことがありません。常に新しいこと(客、商品)に2割の力を入れることで業績を上げ続けることができます。

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