牛丼に見るコストパフォーマンスの限界 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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牛丼に見るコストパフォーマンスの限界

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以前のブログで、「この価格ならこの程度でも仕方が無い」というのが多いと述べた。


今日の新聞で、すき家が寿司、松屋がとんかつの業態の店舗を増やすという記事が載っていた。


即ち、牛丼ではこれ以上のコストパフォーマンスが出せない、限界であることを意味している。


では、コストパフォーマンスとは何か?


全く違う分野で、これも前にブログで述べたが、輸入車が増えている。


海外からは貿易障壁に軽自動車が取り上げられて、輸入車が売れない理由として今も言われている。


そんな中で輸入車が売れているのはなぜか。


端的に言うと、コストパフォーマンスは人の欲求(余裕)によって変わるということだ。


走れば良い、長距離は乗らない、予算が限られている、なら輸入車は必要がない。


そこには、選ぶ前提から輸入車はあり得ない。


冒頭の「この価格ならこの程度でも仕方が無い」という人は輸入車を選択しない。


もっと満足度の高いものを求めている人が輸入車を選ぶ。


そこにあるのがコストパフォーマンスだ。


では話を戻して、牛丼に今以上の単価を払ってでもコストパフォーマンスを感じさせることができるか。


すき家、松屋の答えはNoだ。


だから、他の単価が高い業態に注力し店舗展開するというのが、今日のニュースだった。


しかし、本音を言えば、遅いとしか思えない。


大手だから可能だった(まだどうなるか分からないが)。


中小、零細企業なら、とっくに転換しなければ会社自体、存続できなかったはずである。


牛丼は身近な例だが、日本の多くの企業が同じ問題を抱えているように思えてならない。






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