- 松岡 利恵子
- アールオンワード 代表
- 研修講師
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
アールオンワード代表の松岡利恵子です。
一流ホテルで培った接遇・コミュニケーションスキルと、
長年の司会経験を生かしたプレゼンテーション術・話し方をお伝えしております。
日常何気なく使っている言葉が実はコミュニケーションを妨げていることよくあります。
以前の研修で受講生から相談を受けました。
お客様のお宅へ訪問をしたら、ご都合が悪くなり再度訪問してほしいとのこと。
電話をして訪問するという約束をしました。
電話番号がわからないため、お客様に教えていただく際に
「では月曜の朝9時から9時半の間にお電話します。お客様、お電話番号大丈夫ですか?」
電話番号大丈夫ってどういうことだ!とお叱りが…
「すみません…お電話番号よろしいですか?」
怒りが頂点に…もう教えないと言われたそうです。
こうして文章で書くとおかしいと皆さんもお感じになると思いますが
会話では何気なく使っている時も多いです。
その方も、じゃあなんて言ったらよかったんだ!とおっしゃていました。
答えは簡単。行動をしっかりと言葉で伝えるとよいのです。
「恐れ入りますが、お電話番号をお聞かせいただけますでしょうか」
ですよね。
大丈夫は①しっかりして丈夫である②危険でなく安心できる③間違いがなく確かなことを表す言葉です。
ということは、「あなたの電話番号は間違っていませんか」「あなたの電話番号安全ですか」という解釈にもなるということです。
つい、便利に多用してしまっていることが多いです。今は広く使われニュアンスで判断ということも多いですが
意味を深く考えると次のような解釈もできます。
「お飲物は大丈夫ですか。」
→「お飲物は危なくないですか。」
「そちらのプランは追加料金となりますが大丈夫ですか。」
→「あなたには間違えなく払えますか。」
「見積書を送っていただいても大丈夫ですか。」
→「見積書を送っても御社は困りませんか。」
何気ない言葉が実は失礼になっていることがあるかもしれません。
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株式会社Active Solutions教育コンサルティング事業部
「言葉づかい・敬語」に関するまとめ
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言葉づかいに自信がありますか?正しい敬語を知っていますか?
ビジネスシーンで使う敬語でお悩みの方は多いのではないでしょうか?メールの宛名の書き方から上司へ報告する際の言葉づかいなど気を使いますよね。また「宜しいでしょうか?」「宜しかったでしょうか?」はどちらが正しい?「~しても大丈夫ですか?」は使っても良いの?など接客する場合も迷うことが沢山あります。 気をつけて話しても正しい言葉づかいを知らないと咄嗟に出てきません。専門家から正しい敬語、言葉づかいを学んで身につけませんか?
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