- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
このところのNYダウの好調さと、日銀総裁候補の目途がたったこともあり、日本の株式市場も上昇が続いていますね。
日銀総裁候補の黒田氏の「何でもやる」といった言葉に触発され、更なる金融緩和が続くとの思惑から、長期国債が買われ、長期金利はついに0.6%をわれて、3月5日には0.585%にまで下がりました。
これは、2003年6月以来、9年8カ月ぶりの水準です。
10年満期の国債を購入して、金利が年たった0.6%もないということです。
ただ、これはあくまで“目先の動き”です。
今後、「物価目標2%」を目指すということは、長期金利も上昇していくのはまず間違いありません。
従って、個人投資家として、今やってはいけないことは、この低金利の時に、期間の長い定期預金や債券を購入しないということです。
逆に、やっておきたいことは、住宅ローン金利は、極力期間の長い固定金利にしておくということです。
実際に、今年に入ってから、住宅ローンを組む際に、固定金利を選ぶ利用者が5割を超えたといわれています。
また、企業も、今の金利水準のうちに、資金調達をしておきたいことから、期間が長めの社債発行を積極的に行っています。
異常な「低金利状態」は、もうしばらくは続くと思われますが、どこかのタイミングで、“金利上昇”のスイッチが入ることとなるでしょう。
私たちの生活に直結するだけに、「金利動向」にも注目しておきたいですね。
世間は、だいぶ春めいてきました。花粉も満開です・・・
今週も、良き週末をお過ごし下さい!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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