齋藤 進一(建築家)- コラム「もしもお子さんが引きこもりになったら。。」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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もしもお子さんが引きこもりになったら。。

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賢く暮らそう塾 〜もしも〜に強くなるトレーニング 2007-04-29 14:51
最近は精神の病に悩んでいるお子さんの話をよく聞きます。
治療については専門分野の医師にお任せして、引きこもりや家庭内暴力など起こりやすい住環境について調べてみました。

(ケース1)カギの多い家
あるお宅には玄関・トイレ以外にも部屋の扉すべてにカギがついていました。個人のプライベートは尊重すべきですが、カギ=隔離のイメージを子供は持ちますのでお勧めできません。。親になんでも話せる環境づくりに逆行してしまいます。

(ケース2)日の当たらない家
引きこもりの少年が住む部屋には、光が差し込んでいませんでした。庭の植栽が手入れされてなかったのが光をさえぎる原因でした。室内はカビくさく、窓を開けるなど換気されてないので、空気も淀みがち。
これでは脳細胞も活性化しませんね。。

(ケース3)片付けられない家
このお宅は廊下・階段・部屋の床にあらゆるものが置きっ放しになっており、少年の室内は万年床に食べ物の袋ゴミが散乱していました。
親が片付けるクセをつけなくては子供も真似してしまいます。またワンルームに住んでいる場合も、ベッドの上ですべてを済ませてしまうのは、引きこもりの引き金になります。

改善するために共通して言えることは、外部の四季の変化が分かるように窓まわりに物を置かず、収納をきちんとして寝食の場所をはっきり分けることが大切です。

これは高齢者の環境にも共通して言えることです。

もしも・・になる前に、原因をお子さんのせいにせず、我が家の住環境を見直してみましょう(^^)

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