給水制限(断水)のある生活はストレスがたまります。
大抵は夜間に取水制限されますが、もしも日中に取水制限されたら・・・
クルマの洗車は勿論のこと、ご家族の多いご家庭では朝のシャワー、トイレ、台所の水仕事、洗濯、風呂などかなりの影響がでます。
断水時の対策として「浴槽に水をためる」ことが挙げられますが、浴槽平均貯水量は200から300リットル。
飲み水としては使えないので、ミネラルウォーターを買い置きしておくのは今のうちかもしれません。。
(ちなみに量販店で2リットル98円で売ってました)
水道使用量の目安(お財布の味方HPより)
食器洗い 5分間流し放しで 約60リットル
歯磨き 30秒間流し放しで 約6リットル
手洗い・洗面 1分間流し放しで 約12リットル
シャワー 10分間流し放しで 約120リットル
トイレ 一回あたり 約12〜20リットル
一番、断水で影響を受けるのは水道直結方式の住宅です。(貯水する設備がないため)
一方で活躍するのはエコキュート(ヒートポンプ給湯機)のあるご家庭です。以下の貯水量を好きなときにお湯で使えるのはありがたいですね。
参考(ダイキン製)
2−3人用で310リットル
3−5人用で370リットル
4−7人用で460リットル
受水槽のあるマンションでは「水とり合戦」が繰り広げられます。
地上・地下にあるタンクからポンプで各住戸に送水する場合最上階での水圧はかなり下がってしまいます。(屋上にタンクがある場合はある程度一定の水圧が確保できます)
トイレと洗濯にはかなりの水を消費しますので、みなさんのご家庭で今のうちから対策を練ることをオススメします(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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