いろんな方とお話させていただいても耐震改修に関しては「まだ先だよ」とか「うちは潰れるときは覚悟してるから」などという声をよく聞きます。
地震で保険がおりるのは、地震保険に加入していて全壊や半壊(保険会社の基準を満たしたもの)と認定されたものです。
阪神淡路大震災では、緊急に国や自治体から補助金が下りた例がありますが大都心東京では住戸の数が多く多数の方は実費での修理・建替えが必要となるでしょう。
耐震診断はどこに相談に行けば?とあやしいリフォーム会社に頼んで騙されないよう、各市町村の「建築指導課」へ相談されることをオススメいたします。
行政によっては「耐震診断費」の援助をしてくれる機関もあります。
一方でマンションにお住まいの方は個人で調べるわけにもいきませんので、管理組合などに確認し分かってない場合は組合管理費で耐震診断を依頼されてはいかがでしょうか?
一戸建て・マンションに問わず、圧死による死亡が圧倒的に多いので、ご自宅のタンスや食器棚など倒れやすい物への対策を第一にお考えください。
大震災に関するコラム
http://profile.ne.jp/pf/yasuragi/column/detail/7188
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このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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