小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 のコラム一覧
839件中 531~540件目RSS
「隠す」より「どうやって伝えるか」
少し前の話になりますが、日本野球機構が統一球の仕様を変更したことを隠していたことが批判を浴びました。単に隠していたというより、関係者に口止めしたり、変えていないと嘘を言い続けたり、この期に及んで知らなかった、不祥事ではないなどと言っていたので、ちょっと始末が悪いと感じます。 この「混乱を避けるために隠した」という論法は、一般の企業の中でも見受けられることがあります。 正真正銘の不祥...(続きを読む)
やっぱり軸を作ることは難しい新卒の就活
ある会社で新卒採用の面接支援をしています。世の中の企業の採用活動全体としては、徐々に収束に向かう時期なので、学生さんたちもそれなりにいろんな経緯、経験を経た上でのこの時期ということになります。 そんな中、面接で学生さんのお話をうかがっていると、今の時期でもまだ自分の軸が定まっていないように感じる人が結構大勢います。 志望動機が抽象的だったり、やりたいことがあいまいだったり、またその...(続きを読む)
会社と社員の「お互い様」の関係
「自分の食いぶちくらい自分で稼げ!」というハッパのかけ方をする社長さんや管理職っていますよね。すこぶる正論だとは思うのですが、もし私が社員としてこう言われたとしたら、たぶん確実に言い返したと思います。「だったら独立して自分でやりますよ!」って・・・。 会社に入る、組織に属するということは、自己判断や自分の裁量の一定部分、要は自立心の一部を会社に提供するのと引き換えに、一定の生活安定や報...(続きを読む)
オフィス環境から見える社風や雰囲気
久しぶりに一部上場企業のオフィスにうかがう機会がありました。 受付にはタッチパネルPCとつながった電話があって、訪問先を部署名でも内線番号でも個人名でも検索ができて、検索結果に直接内線が発信されるシステムでした。 今はそんなの当たり前と言われるかもしれませんが、私はここまでのものは初体験で、部署名や役職名などを忘れてしまっていても通じるので、よくできていると感心していました。 通され...(続きを読む)
本音でついつい出てしまう“上から目線”の言葉
ある会合でのパネルディスカッションで、ワークライフバランス、ダイバーシティ(多様性の意味で、 企業で人種、国籍、性別、年齢を問わない人材活用のこと)の話題になった時、パネリストのお一人が「“女性の活用”という言い方がそもそも上から目線であり、自分は“女性の活躍”と言い直している」とおっしゃっていました。 “活用”という言葉をあえてかみしめてみると、確かに「使ってやるよ」「使い方を考え...(続きを読む)
スキルアップは誰の責任?
先日、あるフォーラムでIT業界の人材育成に関するお話をうかがいました。 中でも印象に残ったのは、ある調査の結果で「業務時間外に自主的に勉強を行っている技術知識等は?」との質問に「業務時間以外に自主的に勉強することはあまりない」と回答した割合が、20代でやや高くなっていたそうです。「自主的に学ばない若手」という傾向があるのだそうです。 一方、企業側に「年間総人件費に対する教育研修費の...(続きを読む)
新人研修で感じる電話応対の苦手意識
あるコラムに「最近の若手社員は会社の電話を取りたがらない」という記事が出ていました。メールなど他の連絡手段が普及し、会社にかかってくる電話の本数自体が減ってきて、会社のマナー研修でもあえて電話応対を取り上げないところも出てくるなどした結果、会社の電話に出るのは、その大事さを新人時代に厳しくしつけられた30代の中堅社員ばかりになってしまっているのだそうです。 私は新人研修などを通じて電話...(続きを読む)
逆・追い出し部屋?
会社が辞めさせたいと考える社員に対して、自主退職に追い込むことを目的として設けられた「追い出し部屋」の問題が取り上げられるようになってから、ずいぶん時間が経ちました。 結構な有名企業が多数指摘を受け、社長名などでその存在を否定したりしていますが、これだけいろいろなところから話が出て来るということは、やはり何らかの行為があったと考える方が自然でしょう。 中には「解雇規制が厳しいからこ...(続きを読む)
「格差の境目」ってどこなのか?
「格差」の問題がいろいろな場面で取り上げられています。 「格差」というワードでネット検索してみると、経済格差、所得格差、賃金格差、資産格差、情報格差、健康格差、教育格差、雇用格差、世代間格差、地域間格差、企業間格差、学校間格差、一票の格差など、本当に数限りなくたくさんの言葉が出てきます。 まあ同じような要素が複数あれば、その間には当然違いというか差がある訳で、その差を「格差」とすれ...(続きを読む)
「評価段階の数」の議論で思うこと
皆さんの会社での人事評価はどんな評価方法で、評価段階はいくつですか? よくあるのは「5段階評価」ですが、会社によってその考え方は無限にあり、各社工夫しながらやられています。 例えば、 ●何でも標準、普通、まん中と評価しがちなので、それをさせないために4段階評価(または6段階評価) ●標準、普通と評価される人数が多いが、その中には良い普通と悪い普通があるから、それを分けて全部で7...(続きを読む)
839件中 531~540件目