小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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ブレる?ブレない?
「ブレている」とか「ブレていない」という話、どこかの首相のせいなのか、最近何かと出て来る言葉です。 これは会社の中でも良くある話のような気がします。「うちのA社長は何でも思いつきで動くので、振り回されて困る」、「うちのB部長は一度決めてしまうと、なかなか変えようとしない」など。 それぞれに対してどちらも批判的なコメントですが、良く捉えれば「A社長は臨機応変で柔軟性がある」、「B部長は...(続きを読む)
再び「雇用ミスマッチ」について
このコラムで、これまで何度か「雇用ミスマッチ」にかかわる事を書いてきました。 以前も、昨今の雇用情勢を踏まえ、求人情報と求職者を結びつける手立てをいろいろ考えなければならないと述べましたが、その後の新聞報道などを見ていると、やはり働く側として今までと違う仕事に就くには敷居が高いようで、求人があっても決まらないケースも多いようです。 ハローワークの人も「本人の希望でない仕事...(続きを読む)
埋もれている求人情報
明けましておめでとうございます。 本年も引き続き、気づいたことや現場で使えるヒントなどを書いていきたいと思います。拙い文章ですが、お付き合いの程をお願い致します。 今回は、最近の雇用不安を見ていて、改めて思ったことについてです。 以前のコラムで、雇用のミスマッチについて書いたことがあります。 (関連コラム:人手不足と就職難) 就職難だと言って苦労している方...(続きを読む)
「派遣切り」のその先にあるもの
派遣を初めとする非正規労働者の雇止めの問題が、連日報道されています。いくら経済環境とはいえ、あまりに冷たい対応には、人事にかかわってきた者として憤りを感じます。 しかし、一方的に企業側を責めても、どうしようもない部分があるのは理解できます。派遣労働の仕組みがあるおかげで、今までなら失業者になってしまっていた人も、仕事を得られていたという話があります。なるほどそんな面もあるのかなと思い...(続きを読む)
自分にとって“歯がゆい”人
上司、部下、友人、家族、その他自分の周囲にいる他人を見ていて、「もっとこうすれば良いのに」と歯がゆく感じることは良くあると思います。 先日クライアントと雑談している中で、必要以上に仕事とプライベートの線引きを主張して、周りから浮いてしまいがちになる社員がいるが、どう接したらよいだろうかと言う話が出ました。決して社交性や協調性が無い訳ではないし、もっと自然体でいれば本人にとってもプラス...(続きを読む)
「私にリーダーは無理です」という気持ち
私はずっとIT業界にいましたので、周囲の人の多くはシステムエンジニアなどのコンピュータ技術者です。多くの会社がそうだと思いますが、一定の経験年数を積んだ者にはプロジェクトをまとめる「リーダー」になっていくことを求められます。(もちろんその規模や人数はまちまちですが…) そうは言っても「リーダー」に向いていないタイプの人はいます。表題のように「私にリーダーは無理です」とまでハッキリ言う...(続きを読む)
また繰り返される内定取り消し
最近の世界的な金融危機など経済情勢の悪化で、大学生の企業への採用内定が取り消されるケースが相次いでいる、とのニュースを見ました。企業の秋採用も例年より縮小傾向で、不動産会社や建設会社などからの内定取り消しが目立つ、とのことでした。 バブル崩壊やその後の景気変動の時も同じような問題がありましたが、結局そこから学んでおらず、「また同じことを繰り返している」との印象です。 企業側にし...(続きを読む)
異なる世代とのコミュニケーション
年配者は「今時の若い者は・・・」といい、若者は「考えが古い」、「時代が違う」と言う。異なる世代の間で交わされる言葉は、いつの時代でもそれほど変わらないように思います。 “世代の違い”って何なのか、簡単な一言で片付けてしまいますが、私は“文化”の違いなのだと思っています。なぜそう思ったかというキッカケがあって、それはいろいろな国の人が他の国を批判する時に言うことが、自分と違う世代を批判...(続きを読む)
労使の争いごと
先日、ちょっとした雑談の中でのことです。 ある会社で出勤がままならない問題社員の扱いを顧問弁護士に相談したところ、「解雇してしまえば良い、争いになったら一緒に戦いましょう」というようなことを言われたとの話を聞きました。私は今まで「できるだけ争いに発展しないように」との立場でアドバイスを受けることが多かったので、法律家によってはこんな考えもあるんだなあと、良くも悪くも新鮮な驚きでした。 ...(続きを読む)
「結果主義」と「人材育成」のバランス
北京オリンピックで、野球の星野ジャパンは残念ながらメダルが取れませんでした。 いろいろな論評がされており、中傷めいた記事もある中で一つだけ印象に残ったものがあります。それは「星野監督は育成型の監督なので、選手に情をかけ過ぎてしまった」というものです。 今まで中日でも阪神でも、失敗した選手にもチャンスを与え続け、情をかけて選手を育て、チームを作り上げていきました。でもそれは長いペナント...(続きを読む)
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