小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「人がやる気を出す要素」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。

小笠原 隆夫

オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
ユニティ・サポート 代表
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人がやる気を出す要素

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 私の思い・考え 2007-06-04 17:07

企業や組織で働く中で、些細なことでも“やる気が出た”、反対に“やる気を失った”というような経験は誰でもいくつか持っていると思います。
このコラムは「社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集」と題し、私の経験談や人から見聞きしたこと、その時々で考えたり感じたりしたことの中から、人にやる気を出させるヒントや注意点になりそうな、小さな事柄を拾って書いていこうと思います。少しでも読んで頂く方の参考になれば幸いです。


さて、組織への帰属意識や、人のやる気にかかわる要素として、大きく以下の4つの項目があると言われています。
(1)組織の活動内容(事業や仕事内容)の魅力
(2)組織を構成する人の魅力や組織風土の魅力
(3)待遇やその他条件の魅力
(4)組織が掲げるビジョンや理念の魅力

関連する事柄は大体この中に分類できると思いますが、その捉え方は個人の価値観によって、優先順位も重み付けもバラバラです。
ただ、いろいろな方にお話をうかがっていると、これらの事柄を自分の価値観で簡略化して捉えていることがよくあります。「うちの会社は給料安いから、みんなやる気が出ないよね」などと言うのが典型で、他には「大手みたいに福利厚生がないから」とか、「所詮下請けだから」などです。しかし、このように言っている本人はあまりその様には思っておらず、どうも本音がつかみ切れない部下達の様子などを見ながら、勝手に理由付けをして諦めているようです。
はじめに書いたように“人のやる気”というのは些細なことに左右され、そのポイントは人それぞれ違います。ちょっとした言葉のかけ方だけで行動が変わってしまうこともあります。決めつけて諦める前に、まず一人ひとりをよく観察して見てはいかがでしょう。案外すぐに出来ることが見つかるかもしれません。

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