上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
意見を合わせることの難しさ
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大正元年11月1日生まれの妻の祖母が、令和元年7月7日、午後5時55分に永眠しました。ここまでゾロ目になるとおめでたい感じさえします。
亡くなる1か月前ぐらいから食事を積極的にとらなくなったので、
介助してくださる方も付けたそうですが、介助される方は本人が食べたがっていなければ、無理して食べさせないという方針だったそうです。それに対して、妻の母は、少しでも長生きしてほしいから、無理やりでも食べさせて欲しかったという不満が残ったそうです。
葬儀に関しても、
故人が残したお金の範囲内ですませ、あまりお金をかけないで、香典も一切受け取らないということを、兄弟姉妹できちんと話し合って決めていたはずなのに、喪主が最後ぐらいは立派に見送ってあげたいと思い、予定より豪華なプランに申し込んでしまったため、お通夜当日に兄弟喧嘩になっていました。
人は誰でも自分なりの物の見方のフレーム(枠・固定観念のようなもの)を持っています。
自分が最善な対応をしたつもりでも、相手がネガティブに受け取り、批判してくることもあるでしょう。そんな時、「自分は正しい、相手は間違っている」という思いが強いと、いつまでたっても意見は合いません。自分と相手は違うフレームで物事を捉えているのだから、「どちらも正しい」のです。どうしても意見を合わせる必要がある場合は、どちらか一方が歩み寄る必要があります。
どうしても意見を合わせたくない場合は、
お互い干渉せず、別行動をすることになるでしょう。一番大切なのは、「自分がどうしたいのか」ということです。仲間と意見を合わせてともに行動することを選ぶのも良し、一人で自分の好きな道を貫くのも良し、どちらが良くて、どちらが悪いということはありません。一番良くないのは、自分の気持ちに反して、我慢したり、無理したり、損得勘定だけで自分の行動を決めてしまうことです。
あなたは今、どんな気持ちから行動していますか?
ワクワクしていたら、ワクワクした未来が、失望していたら、失望した未来がやってきます。
まずは自分の気持ちに正直に行動することからはじめてみませんか?
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